40年の実績で、皆様と共に歩んでゆきます。
当サイトと連動し、平日毎日複数本のブログ発信をし、経営コンサルタント歴40余年の独断と偏見から何かを感じ取っていただけると幸いです。 経営者・管理職向けの記事、それを裏返すと経営コンサルタントなど士業の先生方にも参考となります。 |
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12月10日 | |
■ 三億円事件の日 1968(昭和43)年12月10日、白バイ警官に扮した男に三億円が強奪されました。いわゆる「三億円事件」です。 東京都下府中市にある東芝工場で支給される予定のボーナスを積んだ乗用車が襲われました。多くの物証がありながら捜査は迷宮入りし、1975(昭和50)年に時効を迎えたのです。 警察の初動捜査、狐目男という人相書きの精度などなど、批判が警察に向けられた事件でもあります。 思い込み、決めつけというのは、企業経営でもしばしば発生します。「わが社の技術は非常に高く、その技術に基づく製品は絶対に売れる」という信念で販売を始めたもののさっぱり売れないということがしばしばあります。 市場にニーズを無視した、「プロダクトアウト」思考の代表的な事例です。 「プロダクトアウト」に対するマーケティングの言葉は「マーケットイン」です。顧客のニーズを取り入れた商品・サービス開発の手法です。 顧客ニーズを取り入れているから「絶対に売れる」と思い、大金を投じたがやはり売れなかったということもしばしば起こります。 顧客ニーズの取り方に問題があることが多々あります。 ある化粧品会社が、商品が売れず、何人かの女性に集まっていもらいディスカッションをしてもらいました。その結果末容器が使いにくいことがわかりました。そこでサンプルを幾つか作成して、その代替の形状を決定しました。その意見をもとに発売をしたのですが、惨敗。 そこにある経営コンサルタントが入りました。 ニーズ把握に問題があると睨んで、再度別の女性に意見を求めたところ、なんともともとその化粧品会社が使っていた形状の容器がトップとなったのです。 この企業は、この経営コンサルタントから「顧客のいうことが100%正しいのではない」ということを気づかされたのです。 その後、このメーカーでは、容器ではなく、マーケティングや営業活動のやり方に問題があることが分かり、その商品だけではなく、全般的に順調に売上が伸びて来ています。 ■ 納めの金毘羅 「こんぴらさん」の名で親しまれている「金刀比羅宮:ことひらぐう」の総本宮は、四国・琴平町にあり、石段が続くことでよく知られています。琴平山、正式名称「象頭山(ぞうずさん)」にあり、古くは「琴平神社(ことひらじんじゃ)」と呼ばれていました。 御祭神は、「大物主神(おおものぬしのかみ)」で、相殿や「崇徳天皇(すとくてんのう)」です。 毎月10日に月次祭が行われていますが、12月10日は、年の最後の月次祭で、これを「納めの金毘羅」と呼んでいます。 金刀比羅宮 香川県仲多度郡琴平町字川西892番地1 http://www.konpira.or.jp/ 【経営コンサルタントの独り言】 1968(昭和43)年12月10日、白バイ警官に扮した男に三億円が強奪されました。 東京都府中市にある東芝工場で支給される予定のボーナスを積んでいました。 多くの物証がありながら捜査は迷宮入りし、1975(昭和50)年に時効を迎えたのです。 警察の初動捜査、狐目男という人相書きの精度などなど、批判が警察に向けられた事件でもあります。 狐目男という前提にとらわれすぎ、捜査がそれに振り回されてしまったのです。 もし、ロジカル・シンキングを学んだことのある、論理思考ができる捜査員がいたら、ゼロベース思考を取り入れ、お宮入りにはならなかったかもしれません。 ただし、TVドラマによりますと、一捜査員が声を上げても、組織が絶対で、上の命令は金科玉条であり、結局、解決できないで終わったのかもしれませんね。 |
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■ 坂本龍馬 没 幕末の志士 天保6年11月15日(1836年1月3日)- 慶応3年11月15日(1867年12月10日))は、日本の近世末期に活動した武士。土佐藩出身。 土佐郷士に生まれ、脱藩した後は志士として活動し、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成した。薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えた。大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺された。贈正四位(1891年(明治24年)4月8日)。 龍馬は、多くの人の間で人気ですが、その生き方については様々なお考えもあるようです。 |
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