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〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山
http://www.kinpusen.or.jp/ |
大和の国 、吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山(きんぷせん)と呼ばれる聖域でした。この金峯山に役行者が白鳳年間(7世紀後半)に修行に入りました。本尊・金剛蔵王大権現を感得され、その姿を桜に刻みました。これが金峯山寺の開創と伝えられています。
明治7年(1874年)、明治政府により修験道が禁止され、金峯山寺は一時期、廃寺となりました。同19年(1886年)に天台宗末の仏寺として復興されます。昭和23年(1948年)には、蔵王堂(国宝)を中心に、金峯山修験本宗が立宗し、その総本山として今日に至っています。
山号は「国軸山」で、宇宙の中心の山という意味です。 <金峯山寺公式サイトより作成>
金峯山寺パンフレット(pdf) ←クリック
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◇ 吉野から如意輪寺
吉野駅からは、ケーブルカーで吉野さん駅まで行く方法が一般的です。私は、如意輪寺にまず行ってから、一般的なコースとは逆の路で吉野さんケーブル駅まで歩くことにしました。
一般的な行き方ですと、最も手前に位置します。時間のないときには、ここだけでも充分吉野山を体験できます。
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ご本尊 金剛蔵王権現 ←クリック |
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■■ 蔵王堂 (国宝)
蔵王堂は、金峯山寺の本堂で、秘仏である本尊「蔵王権現」は約7mもあります。残念ながら、ご開帳されていませんでした。
重層入母屋造り、桧皮葺き、高さ34メートル、四方36メートルと堂々としています。その威容の中に、優雅さがあることから、建築物としても高い評価を得ています。
創建後、何度か焼失と再建を繰り返し、現在の建物は天正20年(1592)頃に完成したものです。大正5年から13年にかけて、解体修理が行なわれ、昭和55年から59年にかけて、屋根の桧皮の葺き替えを主として大修理を行ないました。 <公式サイトより作成>
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■■ 観音堂・愛染堂
蔵王堂を正面に見て、右手にあります。手前が愛染堂で、下の写真が愛染明王像。
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■■ 神楽殿と鐘楼
蔵王堂を正面に見て左手が神楽殿、蔵王堂すぐ左手が鐘楼です。
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■■ 威徳天満宮
蔵王堂を正面に見て、左手、神楽殿に並ぶ。菅原道真を祭神にしています。醍醐天皇が、道真を太宰府に流したことを悔いて、ここに天満宮を祀りました。
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■■ 四本桜
元弘3年2月3日(1333)、南朝の大塔宮護良親王が、北条税に攻められ、吉野落城を覚悟し、最後の酒宴が催されました。そこに4本の桜が植えられていたのです。
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■■ 仁王門 (国宝)
重層入母屋造りで20.3mある、日本でも屈指の山門です。
左右の仁王像は、檜材の寄せ木造りです。
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