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電子書籍・出版とは |
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今井 信行
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最近、電子書籍とか電子ブックという言葉を
しばしば耳にされると思います。
紙にインクで印刷した書籍を知らない人はいないでしょう。
これらを使わないで、
書籍と同じ用途に使えるようにしたものです。
電子データのまま、ハードコピーにしないで
読むことができるので
その特質を活かすと
いろいろなメリットがあります。
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応じています。
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相談・問合せ |
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経営コンサルタントへの”秘密”の道(電子書籍版) |
今井信行 |
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【準備中】
「経営コンサルタントへの”秘密”の道」(印刷書籍版)をベースに電子出版化した書籍です。
皆様の電子書籍出版の見本書的に作成してみましたので、電子出版を体験してください。
概要 著者から 購 読(無料購読受付中)
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電子書籍とは何か |
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電子書籍とは、紙に印刷をし、書店やサイトで購入するハードコピーを手にして読む書籍とは異なり、電子機器を利用して読む書物です。
グーテンベルグ以来の大変革と言えるような、電子書籍を読むための専用端末機がこれまでも何社からか発売されましたが、世界標準になりきれず、消えてしまいました。
アマゾンが、専用機を発売したり、アップルがiPadという機器を発売したことにより、電子書籍が見直されました。日本でもようやく標準化に遅れまいと大手出版社等が日本電子出版協議会を2010年になってようやく組織化して、これらに対応できるようにしました。
パソコンにダウンロードして読むことができるし、ダウンロードしたデータを小型な携帯電子機器に移して利用することもできます。
日本では、漫画を携帯電話で見るという分野から次第に電子書籍の利用者が増えてきましたが、今後、利用者は急増すると期待されます。
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電子書籍のメリット |
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それでは、電子書籍のメリットはどこにあるのでしょうか?読者の視点と出版社や著者の視点で見てみましょう。
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■ 読者のメリット・ディメリット |
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読者にとっての一番のメリットは、かさばらないことではないでしょうか。データが電子化されているので、何冊購入してもそれが部屋の中に散らばった状態になりません。
自分が購入した書籍の検索機能を使えばすぐに見つけることができます。これまで、書棚のどこにしまったのか、書籍の山の中から探し出すという後ろ向きな時間の使い方もなくなります。
書籍の値段が安いのも助かります。
パソコンで読む場合には、自分の情報のためにコピー機でコピーをとる代わりに必要な部分だけを画面コピーして保存をするということも可能です。画面コピーには、必要な部分に付箋紙をつけて自分のコメント やメモをつけることもできます。
メリットだけではなく、ディメリットもあります。書籍にはアンダーラインを引くことがしばしばありますが、アンダーラインを引くことはできません。
画面コピーを取れると言いましたが、ページ数が多くなるとその作業も、後からすぐに取り出せるように管理するのも意外と手間のかかることです。
多くの書籍がダウンロードして読むというよりは、画面上で読むことになるので、眼精疲労も大きい人がいるでしょう。
ページをめくることはできても通常の書籍のようにパラパラとめくって必要な箇所を探すというのは意外とできないものです。
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■ 出版社・著者のメリット・ディメリット |
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電子データ化すれば良いので、従来のように印刷機で印刷をしたり、それを製本したり、倉庫で保管したり、輸送したりする必要もありません。書店の店頭に並べて、不良在庫を引き取るということもなくなります。
改訂版も容易にできるし、その費用も従来と比較すると少なくてすみます。
変更がいつでもできるので、著者としても常に最新の内容にアップデートできます。
一方で、単価が低くなるので、数をこなさないと元が取れないというリスクはつきまといます。
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コンサルタントにとってはチャンス到来 |
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出版社や読者にとって、電子書籍はいろいろなメリットがあることをご理解いただけたと思います。一方、コンサルタントにとっても電子書籍は非常にメリットが大きいのです。
コンサルタントというのは信用が第一です。また、専門分野を明確にすることもコンサルタントとして成功するのに大きな要素の一つです。そのために、コンサルタントは「書籍を名刺代わりに持つ」べきと考えています。
しかるに、今日、出版社から書籍を出すことは年々難しくなってきています。活字離れの傾向から「出版不況」と言われるほど、出版社の経営は楽ではありません。そのために企画出版と呼ばれる従来主流であった出版方法の比率は低くなり、著者が出版のリスクを負わねばならないことが多くなってきました。結果として、自費出版と通常出版との違いがなくなりつつあります。
出版には、固定的な費用部分が大きく、リスクが高くなりますが、電子書籍は、固定的費用が通常出版に比較して少なく、在庫のリスク無小さいことから、少ない費用で出版できます。
すなわち、通常出版に比べるとコンサルタントが書籍を名刺代わりに使いやすいと言えます。
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経営コンサルタントへの“秘密”の道
出版の経緯 |
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購 読 |
「経営コンサルタント=中小企業診断士」という図式が一般化し、経営コンサルタントという職業に関心がありながら、資格取得や受験をあきらめたり、ご自身の経営コンサルタントへの希望を方向転換したりしている人が多数います。
かつては、職業別電話帳で「経営コンサルタント業」の項を見ると、「経営士を参照」と掲載されているほど、「経営コンサルタント=経営士」という構図がつい二十年ほど前まで続いていました。そこで、「経営士」という経営コンサルタント資格を知っていただくとともに、中小企業診断士との違いや長所短所を理解していただきたいと考えています。
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「経営コンサルタントへの“秘密”の道」 対象読者 |
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本書は、これから経営コンサルタントを目指す人をターゲットに書かれていますが、当協会の既存会員の方々にもプラスになる内容を多く含んでいます。経営コンサルタント業を理解していただくために、コンサルティングという業務について改めて整理をしてみました。
これにより、これから経営コンサルタントを目指す人だけではなく開業間もない経営コンサルタントが、自分はどのようなタイプの経営コンサルタントを目指したらよいのか、あるいは何が自分にマッチするコンサルティング業務なのかを判断するときに参考とすることができるでしょう。
そして、皆様がコンサルティングを職業として選択する際に、プロと言われる有能な経営コンサルタントにはどのような資質・能力が求められるのだろうか、どのような経営コンサルタントが信頼され、プロとしてふさわしいのだろうか、というご自身の適性判断の参考にもなるものと思われます。
経営コンサルタントという職業はやりがいのある仕事だということを理解していただけたら、経営士と中小企業診断士の資格取得ステップの違いを把握し、有能な経営コンサルタントになるための「秘密の道」を発見していただきたいと考えています。
また、「秘密の道」を歩みながら、コンサルタントとしての実力をどの様に養成して行ったら良いのか、その方法についても解説していますので、皆様のご参考になるのではと考えております。
さらに、経営士・コンサルタントとしての成功のポイントや、筆者の35年に亘るコンサルティング経験からのノウハウが満載されています。
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電子書籍誕生の背景 |
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最近、電子書籍とか電子ブック、デジタル書籍などいう言葉がマスコミを騒がせています。グーテンベルグが印刷技術を発明して以来、書籍には紙とインクが利用されてきました。今日の印刷物は、デジタル・データが印刷のもととなっております。そして、印刷機械を使ってデジタル・データをアナログの印刷物に置き換え、出版社→書籍取次業者→書店のルートを介して書籍が読者の手に渡ります。書籍の販売価格の中には、この間の物流経費や中間マージンが含まれており、これらは書籍の購入者である読者が負担をしています。
それに対して電子書籍では、印刷のもととなっているデジタル・データを、パソコンや専用機器、携帯電話などのディスプレイを使って読んだり視たりすることができます。すなわち、流通経費や中間マージンにかかわる費用を削減できるので、出版コストも下がり、誰もが気軽に書籍を出版することができます。内容の追加・変更などの改訂も従来と比べやすくなるので、書籍の陳腐化を防ぐこともできます。
電子書籍の出現により、慌てているのが出版社であり、新聞社など紙媒体の印刷物を主にしている関係者です。ライターが直接電子書籍の販売店に納品をする「出版社中抜き」という現象も生じており、かつっての流通業における「卸業者中抜き」と同じようなことが声だかに叫ばれています。
それだけではなく、電子書籍の販売ルートが、アマゾンやアップルといった外国企業に牛耳られてしまうのではないかという懸念から、2010年3月にようやく日本の出版社やIT関連業者が御輿を上げ、日本電子出版協会が設立されました。
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書籍革命の今後の動向 |
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電子書籍は、電子データですので、ハイパーリンクといって用語や関連事項の説明をクリックするだけで、その内容を見ることが出来るようになります。インターネットに接続されている電子機器を使って読んでいるときには、インターネット上のWebサイトにもリンクされていますので、インターネット上の出版サイトから読みたい書籍をダウンロードして読むこともできます。使用する電子機器によっては音楽や映像、ゲームなども楽しめます。
電子書籍の市場には、普通の書籍大手であるアマゾン社だけではなく、最近は携帯式の音楽プレーヤーのiPodや携帯電話iPhoneで知られているアップル社も参入しており、前者がキンドル、後者がiPadという独自の専用機器を販売しています。これはパソコンでもなく、携帯電話でもない、その中間的な独自のコンセプトを持った電子機器です。
今後はいろいろな業界からの参入が見込まれ、2010年は「電子書籍元年」と言っても良いでしょう。
かつて電子書籍機器で失敗した苦い経験を持つソニーやパナソニック、シャープなどがいずれ日本人らしい感性を持った機器を発売するでしょう。しかし、アップル社がなぜ短期間に電子書籍の業界でも注目を浴びているのかというと、豊富な書籍を提供し、簡単にそれを入手できるからです。日本の電子機器メーカーだけでは対抗することは難しく、既述の日本電子出版協会(JEPA)などと手を組んで進んでゆき、電子書籍機器に量産メリットが出るようになると単価も安くなり、ユーザーには選択の幅も広がるでしょう。
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書籍は経営コンサルタントの名刺代わり |
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企業や商工会議所の担当者と話をしているときに「先生は、どのような本をお書きですか?」と問われたことはないでしょうか?経営コンサルタントの実力を測る物差しがないために、出版している書籍を実力測定の参考にしているのです。
筆者もこの35年近くの間に、「先生の○○という本を見ました」といって、多くの仕事をいただきました。書籍が、名刺代わり、否、名刺以上の働きをしてくれることを実感してきました。しかるに近年の出版不況で、出版社は新規の出版には大変慎重です。そのために出版経験のない経営コンサルタントにはなかなか白羽の矢が立ちません。
自費出版をするにも、莫大な費用がかかります。いざ印刷ができあがると、部屋が本の山で埋まってしまいます。自費出版の場合には、書店で販売することはなかなか困難ですし、条件も厳しいです。電子書籍の場合は、プラットホームと言って、電子出版の販売会社が出版物を競って求めています。そのために販路確保も自費出版に比べると容易です。
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経営コンサルタントのための電子書籍見本 |
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本書の紹介に話を戻しましょう。
本書は、一般の書籍と同様に印刷物として出版されました。しかし、既述のように印刷物にする前はデジタル・データなので、それを利用して電子書籍を容易に作ることができます。カラーの印刷物では印刷コストが高くなるので、印刷書籍は、表紙をカラーにして、本文はモノクロ印刷にしました。一方、電子書籍ではカラーのメリットを活かすことができます。
筆者は、原稿を書くだけで、残りの編集や出版にかかわる作業は顧問先である制作会社にすべてを任せました。Googleで「経営コンサルタント」をキーワードで検索すると、「経営コンサルタントへの道」がトップページに表示される筆者のサイトを利用して紹介します。販売する場合には、上述のプラットホームに掲載することになります。その場合には従来の出版取次店や書店のマージンとは異なった方式になり、通常の書籍のように数%の印税とは比較にならない収入も期待できます。
もし、皆さんの中で、上記のサイトで紹介を希望される方はご相談ください。
デジタル・データというとすぐにPDFファイル形式を想定されると思いますが、電子出版業界では、PDFではなくFLASHとかXMLなどのファイル形式にするのが一般的ですので、筆者はそれらも制作会社にまかせました。自己満足で作成したパワーポイントの図版もプロがすべて作り直してくれました。PDFですとコピーを容易に取ることができるために、不法複写による著作権侵害にあいやすいのですが、電子書籍ですとそれが困難になります。
電子書籍と同時に発行した印刷書籍は、アマゾンなどのインターネット書店でも販売できるように、図書コードも取りました。コード取得をしないとアマゾンなどでは扱ってくれません。コード取得も本書の制作過程でしていただいたので、費用や手間を大幅に削減することができました。
今回は、経営コンサルタントやその志望されている方の皆さんに電子書籍がどのようなモノであるのかを知っていただくために書いた書籍でもあり、皆さんには電子書籍の見本としても見ていただけます。
また、電子書籍だけではなく、通常の印刷書籍も同時に発売しました。電子書籍だけでも、あるいは印刷書籍のいずれかだけでも出版ができますが、筆者の今回の出版のようにその両者を同時に行うこともできました。また、販売も軌道に乗れば、出版にかかわる費用をまかなうことも夢ではないかもしれません。
電子書籍の場合には、ページ数を意識する必要がなく、初心者にも取り組みやすいメリットがあります。印刷書籍の場合には、本書はA5サイズで表紙を除いて64ページにしました。この書籍サイズですと32ページを単位とすることが印刷コストと情報量の両者のバランスが成り立つ分岐であるので、これを参考にして原稿を書かれるとよいでしょう。
ただし、電子書籍がバラ色というわけではありません。上述のアマゾンとアップルではフォーマットの形式が異なり、互換性はありません。昔のベータとVHS問題のような問題があるし、日本の業界がどのように対応するのかまだ不明瞭な点が残っています。ただし、もとが電子データですので、フォーマットに変換して両者で出版することは大きな問題ではなく、必要以上な心配は無用と考えています。
制作にかかわるコストも素人が安易に考えると必ずしも安くなるとは言い切れません。筆者の場合には、中間業者を排除したこともあり、コスト的には通常の自費出版社から出すよりは少ない費用で制作できました。また、電子書籍も印刷書籍も同じ電子データを使うことができると言いましたが、電子書籍はカラーにし、印刷出版はモノクロにしたので、そこで手直しをしています。
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電子書籍の見本書 |
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電子出版を希望する方へのメッセージ |
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今回の筆者の出版経験から、皆様にアドバイスをすることもできると思います。また、このサイトへの掲載も可能です。
お気軽にご相談ください。 電子書籍の出版詳細
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