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私のサイトへの訪問をありがとうございます。
へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいようにと考え、単なる思いつきで着手しました。
他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。
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カシャリ!一人旅 |
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京都 洛北の旅 2015
曼殊院 詩仙堂 下鴨神社 山科 |
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パンフレット 関連資料 |
古くから文人や貴人に愛されてきました比叡山山麓の洛北は、究極の日本庭園と言われます修学院離宮を筆頭に曼殊院や詩仙堂という古刹があります。
正しくは「凹凸?(穴編に果)」(おうとつか)であり、「凹凸?(穴編に果)」とは、でこぼこした土地に建てた住居という意味です。
この「凹凸?」の中心には、中国の漢晋唐宋の詩家三十六人の肖像を狩野探幽に描かせ、頭上にそれら各詩人の詩を丈山自ら書いて四方の壁に掲げた”詩仙の間”を中心としているところから「詩仙堂」とよばれています。
詩仙堂は、四季折々の草花で人を和ませてくれます。とりわけ春はサツキが庭園を彩り、赤毛氈の部屋からも楽しめます。
今回は、一乗寺駅より歩いてみました。まだ桜には少々早い季節でしたが、それだけに人も少なく、のんびりと旅を楽しむことができました。
詩仙堂公式サイトによりますと、下記のように紹介されています。
石川丈山は、隷書、漢詩の大家であり、わが国における煎茶(文人茶)の開祖であった。
丈山は、家康に仕え武勲をたてただけでなく、平素から読書に親しみとくに詩を好みました。三十三歳で隠退後は藤原惺窩について朱子学をおさめ、駿河清見寺の説心和尚に禅を学び、五十九歳で詩仙堂を造営し、没するまでの三十余年を、清貧の中に聖賢の教えを自分の勤めとし、詩や書や作庭に寝食を忘れてこれを楽しんだ風雅な文化人でもありました。
毎年、五月二十三日の丈山忌後の五月二十五日から三日間は「遺宝展」としての特別展示などの行事も行っています。
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詩仙堂入り口 |
名刹にもかかわらず、入口は質素で、過去にも訪れたことがあるのですが、危うく見落とすところでした。
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坂を登ると右手に詩仙堂の立て看板が目に入ります。
「史蹟詩仙堂」の碑と、
山茶花の樹影下にある小さな、古風な門が
私を迎え入れてくれました。
この門が「小有洞(しょうゆうどう)」で、扁額に「小有洞」の文字があります。
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門をくぐると石段です。
ゆっくり登りながら左手の竹藪を楽しみます。
午前中でしたが、ほのぐらさの中、
わずかに光がもれてきてました。
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石段をのぼりつめると、やや開け、
石を敷いた小道に出ました。
その突きあたりに、左に登る石段が見えます。
後ろを振り返ると
先ほど左手に見えた竹藪が
右手に見えます。
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さらに、奥に進みますと
左に数段の階段があります。
昇りきるとそこに内門があります。
振り返ると、先ほどはいってきた門に向かって
まっすぐと石畳が続いています。
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内門と外庭 |
数段の石段を上り詰めたところ右に
老梅関があり、「梅関」の扁額が揚げられてます。
老梅関の右手には凹凸か(おうとつか)があります。
(おうとつか)
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老梅関の左に、
桜でしょうか、桃でしょうか
鮮やかなピンクの花が
地味な老梅関を彩っていました。
その奥に玄関の建物が見えます。
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老梅関をくぐると白砂の向こう側に
凹凸か門(おうとつかもん)があります。
(おうとつか)
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入口門を飾る同じ椿が
玄関脇に植えられていました。
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玄関脇から老梅関をくぐったところにある
前庭を臨む
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玄関と建物 |
玄関はやや低く、
丈山が蜂のように腰をかがめて出入りしたので
「蜂腰(蜂要とも書く)」があります。
玄関より座敷半山林出ますと、
前方に庭が開けます。
この座敷の奥には丈山の遺品が飾られ、
鴨居には僧都予が掲げられています。
この写真は、老梅関をくぐった庭から
赤毛氈の部屋を望むアングル
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上記の写真のロングショット
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玄関を入ると左に竈(かまど)があります。
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座敷と白砂庭 |
玄関より座敷半山林出ますと、前方に庭が開けます。
この座敷の奥には丈山の遺品が飾られ、
鴨居には僧都予が掲げられています。
詩仙堂の庭は、丈山好みの唐様庭園として、
当時も、代表的な名園であったようです。
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建物を額縁にして、枯山水の小庭が見えます。 |
簡素な石庭が、
詩仙堂の落ち着いた雰囲気を強調しています。
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白砂の波紋が
落ち着いた石庭に”動”を感じさせます。
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簡素な中に、凜と自己主張をした石とさつき
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座敷と白砂庭 |
この座敷の脇に「詩仙堂」という小部屋があります。
壁には獅子が子を谷に落とす図のある扇形の壁間窓があります。
その上方に、中国の詩人三十六人の画像および詩の額が
四周に掲げられています。
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赤毛氈が惹かれている小部屋が「詩仙の間」
赤毛氈の座敷から臨む
屋屋の額の詩を、丈山自ら書いて
四方の壁に掲げた”詩仙の間”を
中心としているところから
「詩仙堂」とよばれています。
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視線の間を左に見て
突き当たりが手水
この右、庭には小さな滝
そこから、縁側の外に水が流れている
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詩仙の間を、庭から臨む
右手に小滝がある
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座敷 |
赤毛氈の座敷は、二方に庭が開け
前は枯山水の小庭
小庭に向かって左に、サツキ群と手水
左奥が詩仙の間
右手が枯山水の小庭
サツキの頃は見事でしょうね。
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庭から臨む座敷
右が詩仙の間
後に小滝
写真のサツキの右に小滝からのせせらぎ
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庭から臨む座敷 |
庭から臨む座敷 |
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嘯月楼 |
赤絨毯の玄関側隣が「猟芸巣(至楽巣)」 という読書室です。
そこから「嘯月楼」という堂楼に上ることができます。
月に向かって朗吟する所です。
庭から建物にアプローチできます。
正面が詩仙の間
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月に向かって朗吟する「嘯月楼」は、
赤絨毯の間の後方上にあります。
楼の左下が赤絨毯の間
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一回中央が詩仙の間
左の屋根が赤絨毯の間 |
朗吟するにふさわしい「嘯月楼」 |
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庭のさつき |
赤絨毯の間の前には、たくさんのサツキが植えられています。
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小滝とせせらぎ |
詩仙堂の前庭には、
小滝「洗蒙瀑」があります。
蒙昧を洗い去る滝の意で、東山より引いた清冽な水が石を打っています。
この水は、紅葉を浮かべて下方の庭に繋がっています
中央やや上部の位部分に
「洗蒙瀑」という滝があります。
蒙昧を洗い去る滝の意で、
東山より引いた清冽な水が石を打っています。
この水は、紅葉を浮かべて下方の庭に繋がっています。
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小さくても蒙昧を洗い去る滝です。
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水量の少ない洗蒙瀑
「瀑」というのは、大きな滝に用いる文字では?
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秋になると紅葉を浮かべて
下方の庭に運びます。
水辺には、季節の花を咲かせます。
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水辺の花
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赤絨毯の間の前にある
一文字手水鉢
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残月軒 |
静かな佇まいの離れ「残月軒」とその前庭
ここからモミジや桜を見ることができ、夜には月も眺められるそうです。
開放感ある建物から、
外の自然を楽しめるのでしょう。
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前庭に若芽が
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残月軒のロングショット
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残月軒の中に、書が見えます。
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何を表しているのかわかりませんが
この寺の開祖、丈山の銘があります。
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池 |
東山より引いた清冽な水を落とす「洗蒙瀑」の流れが
池に注ぎ込んでいます。
小さな池ですが、水もが面白い
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クロード・モネでも
水苔は描けないのでは?
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もやもや〜〜
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アクセントとなる小さな建造物
何のためなのでしょう?
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水もに移った空は
実際の空とはまた違った趣があります。
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洗蒙瀑の水 |
東山より引いた清冽な水を落とす「洗蒙瀑」から
庭園を流れる水
庭園の中で、せせらぎの音が
心を安らげてくれました。
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ししおどし
ちょうど下がり始めた瞬間の写真を撮るのは
意外と難しく、
何枚もシャッターを切りました。
連射機能を使えば簡単ですけどね。
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形、苔、石
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水が日本の美しさを
醸し出してくれています。
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カメラアングルを変えると、
わびさびが広がります。
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苔から水がしたたり落ちています。
でも、写真ではよくわかりませんね。
残念、傑作だと思ったのに
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水が溢れて、
赤く色づいた石
なんとも言えない色合いでした。
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庭の木々 |
広い庭には、いろいろな樹木が茂っています。
竹林もあります。草花も彩りを添えています。
何の木でしょう?
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何の木かわかりませんが
その造形美がシャッターを切らせました
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こちらの木も
点に向かってニョキニョキ
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一見、なんともないこの写真
自分でも、何を撮ったのか
思い出せません。
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竹林は、樹木とはまた異なった
雰囲気を醸し出してくれます。
竹の縦の流れと
サツキの丸みが面白い組み合わせ
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まだ、サンシュユが咲いていました。 |
足元には、寒風の中でも芽を出した
草花が咲いてました。
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一直線に咲く片栗の花
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まだ早春で寒さも厳しく
草花も少なかったです。
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石とサツキ
円と円の組み合わせは、意図的なのでしょうね。 |
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石の造形 |
灯籠にも、いろいろあります。
周囲と共生しているものの
自己主張もしているようです。
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サンシュユの木の下で
周囲に負けずに立っていました。
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何を語ろうとするのか
気になって、ついカチャリ
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スマートな灯籠
灯籠の中や足元に注目
傘の部分にある苔の造形も面白いです。
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灯籠の中に、このように可愛いお地蔵さん
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足元にも、かわいさ一杯
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灯籠の傘の部分の苔の造形美 |
庭から出口に向かう道
オレンジ色の苔が面白いですね。
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オレンジ色の苔って、コケティッシュ
オヤジギャグ、ごめんなさい
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石垣からの強い生命力
ちょっとフォーカスが甘いですが
心を打たれました。
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