修善寺温泉 独鈷の湯 |
修善寺温泉街のほぼ中心に位置する独鈷の湯は、温泉街を流れる桂川の清流の中に湧く温泉で、修善寺温泉の原点といえます。
大同2年(807年)に、弘法大師がこの地を訪れたとき、桂川で病みつかれた父の体を洗う少年を見つけました。その孝心に心を打たれた弘法大師は「川の水では冷たかろう」と手にした独鈷杵(とっこ:仏具)で川中の岩を打ち、そこから霊泉を湧出させたといいます。
大師が父子に温泉療法を教えたところ不思議なことに、父の十数年の固疾はたちまち平癒、その後この地には温泉療法が広まったと伝えられています。
これが修善寺温泉発祥の元になった独鈷の湯で、この温泉は伊豆最古ともいわれています。
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桂川河原の中に湧く独鈷の湯
奥の朱色の橋は「虎渓橋」
この橋を渡るときに恋に関するお願いごとをすると
それが叶うといいます。
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独鈷の湯
川端康成の「伊豆の踊子」の映画化のときに
踊り子役の山口百恵が入浴したところです。
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修善寺温泉1 |
独鈷の湯とその歴史 |
7分 |
修善寺の門前にある独鈷の湯は、弘法大師にまつわる温泉で、この地のハイライトです。 |
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修善寺温泉 独鈷の湯公園 |
独鈷の湯公園 入口に立つ石碑
桂川・独鈷の湯を挟んで
修善寺の対岸にあります。
足湯を楽しむこともできます。
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公園内には、湯掛け稚児大師や弘法の湯など
弘法大師にゆかりのあるものが配されています。
正面やや右奥が修善寺山門
中央やや左奥が独鈷の湯公園足湯です。
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修善寺温泉2 |
独鈷の湯公園 |
6分 |
山口百恵の伊豆の踊子撮影に出てきた独鈷の湯の真ん前にかわいらしい大師像のある公園です |
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修善寺温泉 竹林の小径 |
温泉街の中心を流れる桂川沿い、独鈷の湯の脇を通る楓通りから上流の滝下橋までつなぐ遊歩道の一部に、ミシュランガイドブックにも掲載された、竹で囲まれた約400mの遊歩道です。
途中に円形の竹製ベンチもあり、夜間には瀟洒な照明も照らす、洗練された雰囲気を醸し出し、それが修善寺の風情にぴったりです。近年は、若い女性に大変人気です。
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京都嵯峨野の竹林ほど大きくはありませんが、
温泉街に趣を醸し出しています。
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疲れたら、竹でできた円形ベンチで一休み
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修善寺温泉3 |
若い女性に人気の竹林の小径 |
7分 |
修善寺温泉街の中心を流れる桂川沿いの、独鈷の湯の脇を通る楓通りから上流の滝下橋までをつなぐ遊歩道をいいます。その一部に爽やかな竹林があります。 |
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修善寺温泉 源氏公園・指月殿 |
■ 源氏公園
源氏公園は、修善寺温泉駅から徒歩で6分ほどのところにあります。
修善寺に配流されていた二代将軍源頼家は、1204年7月18日に入浴中を襲われ暗殺されました。その6日後に、13人の侍臣は、謀叛を企てたものの、北条義時が派遣した金窪太郎行親らにより殺されてしまいました。
鹿山のふもとにある源氏公園には、この13人の墓があります。近くには、指月殿や、十三人の主君である源頼家の墓もあります。
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十三士の墓
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修善寺温泉4 |
源氏公園 源頼家と十三士の墓 |
7分 |
鹿山のふもとにある源氏公園には、暗殺された源頼家が、武将13人の墓とともに埋葬されています。 |
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■ 指月殿
源氏公園に隣接し、悲劇の鎌倉二代将軍源頼家の冥福を祈って、母・北条政子が建立した、伊豆最古の木造建築です。一時は、荒れていましたが、昭和57年(1982)7月から約2年をかけて、修復作業が行われ、復元されました。
堂の中央に禅宗式という、右手に蓮の花を持った非常に珍しい形の木造釈迦如来坐像があります。杉の寄木造りで、高さ2m、ひざ張り1.69mと、鎌倉時代の作で、県文化財に指定されています。
所在地
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺(温泉場)
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指月殿正面
禅宗式という、右手に蓮の花を持った非常に珍しい形の
木造釈迦如来坐像がご本尊です。
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修善寺温泉5 |
指月殿とお伺い石 |
6分 |
指月殿は、伊豆では最古の木造建築で、ご本尊は、禅宗式という珍しい形状の釈迦如来坐像です。 |
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修善寺温泉 鹿山ハイキング |
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修善寺温泉6 |
鹿山ハイキング |
9分 |
修善寺の対岸に横たわる鹿山には、義経やおしゃぶり婆さんの像などがあります。 |
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修善寺温泉 源氏山 |
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修善寺温泉8 |
源氏山・源範頼の墓 |
4分 |
修善寺温泉の奥に位置する源氏山ですが、源範頼の墓があります。 |
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修善寺温泉 温泉街 |
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修善寺温泉9 |
修善寺温泉街 |
11分 |
修善寺温泉街のハイライトと筥湯・ハリスト正教会をご紹介します。 |
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修善寺温泉10 |
日枝神社 |
5分 |
源氏の歴史の一端を担う、県文化財のいちい樫や夫婦杉のある神社 |
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赤蛙公園
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修善寺温泉7 |
赤蛙公園・集湯配湯場 |
4分 |
修善寺温泉街の最上流に小説赤蛙の原点である公園や温泉の施設があります。 |
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