猿田淵 さるたぶち |
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■ 猿田淵
猿田淵は、河津七滝の最も上流にある釜滝よりもさらに300mほど上流、踊り子歩道の入口方向にあります。
川底に登り尾南火山の溶岩が現れ、磨き上げられた溶岩の上を滑るように川が流れていきます。
昔、猿田彦命(さるたひこのみこと)という旅人の神がいて、全国行脚中にこの地に来ました。そのときにヤマメが飛び上がり、それを釣り上げました。それを見た里人が「猿田淵」と呼ぶようになりました。
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猿田淵の下流
「淵」というのは流れが緩やかで、澱む場所ですが、
猿田淵の直ぐ上流や下流では、
白い波が立つ渓流美を楽しめます。
水の蒼さが、筆舌を尽くしても表現できません。
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猿田淵下流
青森の奥入瀬渓谷を彷彿させるような渓流美
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釜滝 かまだる |
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■ 釜滝 (かまだる)
高さ 約22m 幅 約2m
覆いかぶさる様な玄武岩の滝頭から雄大に 流れ落ちる、河津七滝二番目の落差があり、その迫力は満点です。 かつては地獄谷と恐れられていたほどの滝です。
滝壺が釜の底を思わせることから「釜滝(かまだる)と名付けられました。
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木道が、滝壺近くまでありますが、水しぶきと雨があったのでしょうか、水たまりなってしまって、展望台の先端までは行かれませんでした。
滝壺が、釜のようになっているので「釜滝」と命名されているそうですが、残念ながら確認することはできませんでした。
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河津七滝2 |
奇景を醸し出す柱状節理の生成と釜滝 |
5分 |
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エビ滝 えびだる |
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■ エビ滝
エビ滝(えびだる)は、高さ約5メートル、幅約3メートルあります。エビ滝は吊り橋の上から眺めることが出来ます。
その名前の由来は、海老の尾ひれに滝の形が似ていることから名付けられました。
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えび滝付近は頭上が樹木で覆いかぶさっているので、昼間でも薄暗く感じられます。
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河津踊子滝見橋
「河津踊子滝見橋」は、
エビ滝と蛇滝との中間にあり、
フラットな橋ではなく、途中で橋が盛り上がる
ユニークな形状をしています。
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蛇滝 へびだる |
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■ 蛇滝 へびだる
玄武岩の模様が蛇のうろこのように見える事から へび滝と名づけられました。
蛇滝の上流にある橋の上から蛇滝(へびだる)を見ると、玄武岩の模様をはっきりと見ることが出来ます。
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蛇滝は、高さ約3メートル、幅約2メートルの滝です。
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「蛇滝」のすぐ脇には、七滝七福神の蛇福禄寿様の像が鎮座されていました。
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小さい滝ながらも迫力はあります。
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【 注 】 エビ滝と同じ(エビ滝・蛇滝を同時上映)
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初景滝 しょけいだる |
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■ 初景滝 (しょけいだる)
河津七滝の中でも最も訪れる人が多いのです。その横には、川端康成「伊豆の踊り子」をモチーフにしたブロンズ像があります。滝まつりのメイン会場でもあり、撮影スポットとしてもおすすめの場所です。
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初景滝は、高さ約10メートル、幅約7メートルの滝です。
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初景滝だけではなく、その上流も下流も
奥入瀬渓谷を彷彿させる渓流美を見せてくれます。
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カニ滝 かにだる |
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白い流れと緑のコントラストが美しい「かに滝(かにだる)」
滝の横にある玄武岩が、かにの甲羅に見えることから
この名前が付けられました。
高さが約2m、 幅約1mと
七滝の中で最も小さな滝です。
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ここでは、足湯を楽しめるように
ベンチなどが置かれています。
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出合滝 であいだる |
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荻野入り川の滝
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■ 出合滝 (であいだる)
高さが約2メートル、幅が約2メートルの二つの滝が一つの滝壺に流れ落ちます。
河津川と荻野入り川の2つの流れがこの場所で出合って、ひとつの流れになることから「出合滝(であいだる)」と名付けられました。
滝の水量はそれほど多くないので、豪快の滝の音はありませんが、水の青さがとても印象的な滝です。
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河津川の滝
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二つの滝の滝壺よりさらに下ったところで
さらに1.5mほどの落差があります。
白い糸のように落ちるところと真っ白な泡を巻き上げながら落ちる
幻想的な流れです。
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大滝 おおだる |
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駐車場から10分ほどのところに大滝へ下る入口があります。
大滝へは時間制限がありますので、
明るいうちに訪れておいた方が良いでしょう。
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■ 大滝 (おおだる)
河津七滝中、最大の高さを誇る滝です。 滝の落差は30m、幅7mと、垂直立ち上がる 玄武岩の壁から雄大に 流れ落ちています。
落差が大きいだけではなく、水量もあるので豪快です。
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玄武岩の柱状節理がはっきりと見えます。
柱状節理の生成については
ユーチューブの当該する映像でご確認ください。
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川の畔に露天風呂があります。(有料)
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