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私のサイトへの訪問をありがとうございます。

へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいようにと考え、単なる思いつきで着手しました。

他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。

静岡県伊豆 河津七滝・踊子歩道
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■ 河津七滝

 伊豆半島の天城山ふもとにある温泉地としても知られる河津川上流の渓谷が、川端康成の小説に因んで「踊子歩道」と呼ばれます。

 その中の1kmという狭い範囲に滝が集中し、これを「河津七滝(かわづななだる)」といいます。奥入瀬を思わせる渓谷美を持っています。

 河津では、滝のことを「水が垂れる」 という意味で「垂水(たるみ)」と呼び、「七滝」は「 ななたき 」ではなく「 ななだる 」と読みます。

 近辺には、河津七滝温泉もあります。


■ アクセス

特急踊り子号のアクセス方法

東京方面から伊豆方面へ特急列車を利用して行く場合、特急踊り子・スーパービュー踊り子を利用すると乗り換えもなく便利です。東京駅ー河津駅までの所要時間は約2時間30分になります。東京駅ー河津駅の運賃は3640円です。特急料金は運賃の他に特急券が必要です。スーパービュー踊り子は全席指定席になります。


新幹線のアクセス方法

東京方面〜伊豆方面のアクセス方法として、新幹線を利用したアクセスは、東京駅ー熱海駅間は新幹線に乗ります。所要時間は約55分です。熱海駅ー河津駅までは伊東線・伊豆急行線を利用します。所要時間は約1時間20分になります。河津駅からは修善寺行きのバスに乗り河津七滝で下車します。所要時間は約25分です。

車のアクセス方法

車で伊豆方面へのアクセス方法として、河津七滝へは天城峠を越えるコースが便利です。東名高速沼津IC、新東名高速長泉沼津ICー天城峠ー河津七滝へと行くことが出来ます。また海岸線コースもあります。東京ー厚木IC(東名高速)厚木ICー小田原(小田原厚木道路)小田原ー熱海(真鶴道路)熱海ー河津七滝へと行くことが出来ます。


南伊豆フリー乗車券

河津七滝がある南伊豆方面を観光する場合、「南伊豆フリー乗車券」を利用すると便利です。有効期間は2日間です。首都圏〜南伊豆を周遊するのにお得な乗車券になります。特急券を購入すれば「踊り子」などの特急券に乗車することも出来ます。JR線往復と伊豆急行・東海バスが乗り降り自由になります。

南伊豆フリー乗車券の料金は、東京都内:大人6160円・小人3080円、横浜市内:大人5850円・小人2920円、小田原:大人4410円・小人2200円になります。南伊豆フリー乗車券は、JR東日本首都圏エリアの主な駅にある指定席券券売機、みどりの窓口などで購入することが出来ます。南伊豆を周遊する場合にはおすすめの乗車券です。(2019年7月現在)



 七滝は、約2万5000年前に、伊豆東部火山群のひとつ「登り尾(のぼりお)南火山」からの溶岩流が谷に流れ込んでつくり出して生成しました。

 七滝のうち「えび滝」を除く6つの滝には、厚い溶岩が凝固、収縮してできる柱状節理が見られます。

【 注 】
 柱状節理の生成については、ビデオ映像でご確認下さい。

  奇景を醸し出す柱状節理(ユーチューブ)
  https://youtu.be/zl5qtXVE3oE

 


 石川さゆりの演歌に登場する「浄蓮の滝」から旧天城トンネルを経由し、「伊豆半島の南部にある「湯ヶ野」までの18.5kmを指します。

 その一部に滝が集中し、7つの滝が連なる1kmほどの範囲に河津七滝があります。



↑ 拡大

踊子歩道は、
「浄蓮の滝」から「湯ヶ野」までの
18.5kmの遊歩道です。
その途中に河津七滝があります。



↑ 拡大
■ 河津七滝

 踊子歩道の一部、約1kmくらいの範囲に、「河津七滝(かわづななだる」という7つの滝が連なっています。

 それらは、木道や木製階段などを含め、遊歩道で繋がれています。1時間ほどで回れますが、写真を撮り、奥入瀬にも負けない渓谷美を楽しむと、半日は欲しいところです。

■ 河津七滝のめぐり方

 河津七滝めぐりの回り方として、駐車場に近い大滝から順番に回る方法が多いようです。

 大滝-出合滝-かに滝-初景滝-蛇滝-えび滝-釜滝という順番です。こちらのコースは上りのコースになります。遊歩道は整備されていますが、長い階段があったり険しい山道を通ったりする場合もありますので、上るのが苦手な人は、釜滝から下って行く回り方をおすすめします。

 私は、水垂(みずたれ)という天城山寄りのバス停から、遊歩道をくだりました。河津川の上流から下る方法ですので、登りが比較的少ないコースとなります。


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 猿田淵 さるたぶち


■ 猿田淵

 猿田淵は、河津七滝の最も上流にある釜滝よりもさらに300mほど上流、踊り子歩道の入口方向にあります。

 川底に登り尾南火山の溶岩が現れ、磨き上げられた溶岩の上を滑るように川が流れていきます。

 昔、猿田彦命(さるたひこのみこと)という旅人の神がいて、全国行脚中にこの地に来ました。そのときにヤマメが飛び上がり、それを釣り上げました。それを見た里人が「猿田淵」と呼ぶようになりました。



猿田淵の下流

「淵」というのは流れが緩やかで、澱む場所ですが、
猿田淵の直ぐ上流や下流では、
白い波が立つ渓流美を楽しめます。

水の蒼さが、筆舌を尽くしても表現できません。



猿田淵下流

青森の奥入瀬渓谷を彷彿させるような渓流美

 
 
河津七滝1 河津七滝と踊り子歩道・猿田淵 7分


 釜滝 かまだる

■ 釜滝 (かまだる)

  高さ 約22m     約2m

 覆いかぶさる様な玄武岩の滝頭から雄大に 流れ落ちる、河津七滝二番目の落差があり、その迫力は満点です。 かつては地獄谷と恐れられていたほどの滝です。

 滝壺が釜の底を思わせることから「釜滝(かまだる)と名付けられました。

 木道が、滝壺近くまでありますが、水しぶきと雨があったのでしょうか、水たまりなってしまって、展望台の先端までは行かれませんでした。

 滝壺が、釜のようになっているので「釜滝」と命名されているそうですが、残念ながら確認することはできませんでした。

 
 
河津七滝2 奇景を醸し出す柱状節理の生成と釜滝 5分


 エビ滝 えびだる

■ エビ滝

 エビ滝(えびだる)は、高さ約5メートル、幅約3メートルあります。エビ滝は吊り橋の上から眺めることが出来ます。

 その名前の由来は、海老の尾ひれに滝の形が似ていることから名付けられました。


 えび滝付近は頭上が樹木で覆いかぶさっているので、昼間でも薄暗く感じられます。

 
河津踊子滝見橋

「河津踊子滝見橋」は、
エビ滝と蛇滝との中間にあり、
フラットな橋ではなく、途中で橋が盛り上がる
ユニークな形状をしています。

 
 
河津七滝3 エビ滝・河津踊子滝見橋・蛇滝 8分


 蛇滝 へびだる

■ 蛇滝 へびだる

 玄武岩の模様が蛇のうろこのように見える事から へび滝と名づけられました。

 蛇滝の上流にある橋の上から蛇滝(へびだる)を見ると、玄武岩の模様をはっきりと見ることが出来ます。



 蛇滝は、高さ約3メートル、幅約2メートルの滝です。


「蛇滝」のすぐ脇には、七滝七福神の蛇福禄寿様の像が鎮座されていました。



小さい滝ながらも迫力はあります。

 
 
河津七滝3 エビ滝・河津踊子滝見橋・蛇滝 8分

【 注 】 エビ滝と同じ(エビ滝・蛇滝を同時上映)

 初景滝 しょけいだる

■ 初景滝 (しょけいだる)

 河津七滝の中でも最も訪れる人が多いのです。その横には、川端康成「伊豆の踊り子」をモチーフにしたブロンズ像があります。滝まつりのメイン会場でもあり、撮影スポットとしてもおすすめの場所です。



初景滝は、高さ約10メートル、幅約7メートルの滝です。

 


初景滝だけではなく、その上流も下流も
奥入瀬渓谷を彷彿させる渓流美を見せてくれます。

 
 
 
河津七滝4 最も人気の初景滝 8分


 カニ滝 かにだる


白い流れと緑のコントラストが美しい「かに滝(かにだる)」
滝の横にある玄武岩が、かにの甲羅に見えることから
この名前が付けられました。
高さが約2m、 幅約1mと
七滝の中で最も小さな滝です。



ここでは、足湯を楽しめるように
ベンチなどが置かれています。

 
 
河津七滝5 最も小さなカニ滝 6分


 出合滝 であいだる


荻野入り川の滝

■ 出合滝 (であいだる)

 高さが約2メートル、幅が約2メートルの二つの滝が一つの滝壺に流れ落ちます。

 河津川と荻野入り川の2つの流れがこの場所で出合って、ひとつの流れになることから「出合滝(であいだる)」と名付けられました。

 滝の水量はそれほど多くないので、豪快の滝の音はありませんが、水の青さがとても印象的な滝です。



河津川の滝



二つの滝の滝壺よりさらに下ったところで
さらに1.5mほどの落差があります。
白い糸のように落ちるところと真っ白な泡を巻き上げながら落ちる
幻想的な流れです。

 
 
河津七滝6 蒼い水と流れの変化の出会滝 6分


 大滝 おおだる


駐車場から10分ほどのところに大滝へ下る入口があります。
大滝へは時間制限がありますので、
明るいうちに訪れておいた方が良いでしょう。


■ 大滝 (おおだる)

 河津七滝中、最大の高さを誇る滝です。 滝の落差は30m、幅7mと、垂直立ち上がる 玄武岩の壁から雄大に 流れ落ちています。

 落差が大きいだけではなく、水量もあるので豪快です。



玄武岩の柱状節理がはっきりと見えます。

柱状節理の生成については
ユーチューブの当該する映像でご確認ください。



川の畔に露天風呂があります。(有料)

 
 
河津七滝7 最大の大滝と玄武岩 5分






河津七滝 全7巻一括表示

映像で見る 【カシャリ! ひとり旅】
 静岡県伊豆河津七滝 河津七滝トップ 
河津七滝1 河津七滝と踊り子歩道・猿田淵 7分
河津七滝2 奇景を醸し出す柱状節理の生成と釜滝 5分
河津七滝3 エビ滝・河津踊子滝見橋・蛇滝 8分
河津七滝4 最も人気の初景滝 8分
河津七滝5 最も小さなカニ滝 6分
河津七滝6 蒼い水と流れの変化の出会滝 6分
河津七滝7 最大の大滝と玄武岩 5分



 
 
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