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私が訪れた名所旧跡をご案内します。

ケイタイのカメラで撮影していますので画質があまりよくありません。私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。

【 注 】 このページは、サイト構築前の準備ファイルです。長谷寺様のサイトのコピーで、公開用ではありません。
〒633-0193 奈良県桜井市初瀬731-1
http://www.hasedera.or.jp/

 当山は山号を豊山( ぶさん )と称し、寺号を長谷寺( はせでら )と言い、正式には豊山神楽院長谷寺と申します。

 「こもりくの泊瀬山」と万葉集にうたわれていますように、この地を昔は豊初瀬(とよはつせ)、泊瀬(はつせ)など美しい名でよばれていたので、初瀬寺、泊瀬寺、豊山寺とも言われていました。

 朱鳥( あかみどり )元年(686)道明(どうみょう)上人は、天武天皇のおんために銅板法華説相図( 千仏多宝仏塔 )を西の岡に安置、のち神亀四年( 727)徳道(とくどう)上人は、聖武天皇の勅を奉じて、衆生のために東の岡に十一面観世音菩薩をおまつりになられました。

 上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場巡拝の開祖となられた大徳であり、当山を三十三所の根本霊場と呼ぶいわれであります。

 現在の長谷寺は、真言宗豊山派の総本山として、 また西国三十三観音霊場第八番札所として、 全国に末寺三千余ヶ寺、 檀信徒はおよそ三百万人といわれ、 四季を通じ「花の御寺」として多くの人々の信仰をあつめています。 <ウェブサイトより>

 

 
総門 
勅使門  
三門  
仏殿
法堂  
大仙院  
黄梅院  
芳春院  
龍源院  
高桐院  
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入山時間

8:30〜17:00(4月〜9月)/9:00〜16:30(10月〜3月) ※牡丹まつり期間等時間延長あり

入山料金(個人)

大人:500円/中・高校生/500円/小学生:250円
障害者:250円 ※障害者手帳提示 、 同伴者1名に限り障害者料金適応

 
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本堂

国宝

小初瀬山中腹の断崖絶壁に懸造り(舞台造)された南面の大殿堂です。正面(内陣)は桁行(間口)の柱間九間、梁間(奥行)同五間、入母屋造本瓦葺で、また礼堂(外陣)は正堂よりやや低く、桁行九間、梁間四間、正面入母屋造本瓦葺です。

徳川幕府による大規模な造営として代表的な寺院本堂であり、我が国における観音信仰の中心的な役割を果たした重要な建築として、平成16年12月に国宝の指定を受けました。

小初瀬山の中腹にぐいと張り出した懸造り(舞台造り)の大建築で観音堂、大悲閣ともいいます。

間口、奥行きとも9間の本瓦葺き。正堂(内陣)と礼堂(外陣)をひとつにした双堂と呼ぶ様式で、間に石敷の土間(拝所)を設けています。

南面は豪快な入母屋造りですが、屋根の構成は複雑で八ツ棟造りとも呼ばれています。

舞台からの眺めはすばらしく、眼下は起伏を微妙に生かした境内のたたずまいがひと目です。

礼堂(外陣)らいどう(げじん)

国宝

礼堂の南は外舞台で、そのうち五間に三間をさらに前方へ突き出し、高い擬宝珠高欄をめぐらしています。現在の本堂は慶安三年(1650)三大将軍徳川家光公の寄進によって再建されたもので、平成16年には国宝に指定されています。

 

五重塔

昭和29年、戦後日本に初めて建てられた五重塔で、昭和の名塔と呼ばれております。純和様式の整った形の塔で、塔身の丹色と相輪の金色、軽快な檜皮葺屋根の褐色は、背景とよく調和し、光彩を放っています。

 

登廊のぼりろう

重要文化財

初めは後朱雀天皇の長歴三年(1039)に春日大社の社司中臣信清が、子の病気平癒の御礼に造ったもので、百八間、三九九段、上中下の三廊に分かれています。下、中廊は明治二十二年(1889)再建のものであり、よく古来の形式を残し、二間おきに風雅な長谷型の灯籠を吊るしています。

 

宗宝蔵

春と秋の期間に限り、長谷寺に連綿として伝えられてきました、数々の宝物をご覧頂いております。

拝観料
お一人様 100円(入山料別途)
春季・秋季には「特別寺宝展」を開催いたします。

 

仁王門

長谷寺の総門で、建築の形式は三門一戸の楼門です。入母屋造本瓦葺で、両脇に仁王像、楼上に十六羅漢を安置しています。幾度か災害にあい、現在のは明治十八年(1885)の再建。「長谷寺」の大額の文字は、後陽成天皇の御宸筆です。

 
 

本坊

事相、教相の根本道場である大講堂や書院、事務所などがある所です。
寛文七年(1667)徳川将軍より巨費を賜り建立されたものですが、明治四十四年(1911)落雷のため炎上。現在の堂字は大正十三年(1924)に再建されたもので、総檜造りの大殿堂です。

 
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本尊十一面観世音菩薩立像

木造 像高1,018.0cm
重要文化財 室町時代 本堂

長谷寺のご本尊さまは、右手に錫杖、左手に水瓶を持って方形の大盤石という台座に立つ、いわゆる長谷寺式十一面観世音菩薩です。

開山徳道上人が造立して以来、度重なる火災により再造を繰り返してきました。

現在の御尊像は、室町時代の天文七年(1538)に大仏師運宗らによって造立されました。

像高三丈三尺六寸(1018.0cm)。我が国で最も大きな木造の仏さまで、その堂々としたお姿には全国に広がる長谷信仰の根本仏像としての威厳を十分に伺わせます。

 

雨宝童子立像うほうどうじりゅうぞう

木造 像高116.0cm
重要文化財 室町時代 本堂

本尊に向かって左脇侍。初瀬山を守護する八大童子のひとり、また天照大神としても信仰されております。

頭髪を美豆良に結って冠飾を付け、裳を着し袍衣を纏っています。

天文六年(1537年)から七年にかけて大仏師運宗らによって本尊と共に造立され、像内には多くの納入品が納められていました。

 

難陀龍王立像なんだりゅうおうりゅうぞう

木造 像高167.7cm
重要文化財 鎌倉時代 本堂

本尊に向かって右脇侍。本尊造立の際に影向した八大龍王のひとり、また春日明神としても信仰されております。

頭上に龍を頂き、唐冠を被った老貌で中国風の服を着ています。

正和五年(1316)に大仏師舜慶らによって造立されました。

明応四年(1494)、天文五年(1536)の火災を免れ、像内には多くの納入品が納められていました。

 

銅造十一面観世音菩薩立像

銅造 造高70.9cm
重要文化財 鎌倉時代

右手に錫杖、左手に水瓶を持った十一面観世音菩薩像です。 寄木造の法を模して各部を別鋳で組上げています。

やや吊り上がった目に張りのある顔容は特異ですが、宝相華唐草文様を透彫りした光背の意匠は見事です。鍍金もよく残り鎌倉時代の金銅仏として大作です。

 

地蔵菩薩立像

木造彩色
重要文化財 平安時代

頭部、体部ともに桧の一材で造られ内刳りがほどこされています。台座などところどころ後世に補修されていますが、おだやかな面ざし、衣紋の流れなどに平安期の香りを伝えています。

右手の指をわずかに衣にかけている造形は極めて珍しく、地蔵菩薩の中でも特異な存在といえるでしょう。

 
 

不動明王坐像

重要文化財
平安時代

右手に宝剣を握り、左手に羂索を執って坐っています。頭髪は弁髪として左肩に垂らし、左目を眇めて牙を上下に出しています。

台座と光背は室町時代の再造ですが、像容は古様を表わし衣文も粗く刻まれており、寺伝には天台宗の智証大師円珍の作と伝えています。

 
   
   
   
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徳川歴代将軍尊影

十三幅掛軸装
江戸時代

長谷寺には、初代徳川家康から十三代家定まで十三幅の肖像画が伝えられています。
いずれも衣冠束帯姿で神殿風の室内に坐し、像主を神格化して描いています。
それぞれ単独の将軍像については他所にも幾つか伝えられていますが、このように十三代まとまった礼拝像は他に知られず、極めて貴重な遺例と言えます。

 
 

内陣壁画

本尊が安置されている内々陣は両側面は板壁、前面に扉があり、巨大なお厨子のように造られています。板面には観世音三十三身、四天王像、扉には十二天像、そして後壁には二十五菩薩来迎図がいずれも極彩色で描かれています。

 
 
 広目天の写真 (内陣壁画 四天王)  増長天の写真(内陣壁画 四天王)
 

銅板法華説相図

銅造 縦83.3×横74.2cm
国宝 白鳳時代

川原寺の道明上人が天武天皇の病気平癒を祈願して朱鳥元年(686)に聖造し、現在の五重塔付近、西の岡の石室に安置されたと伝えています。

地中より三重宝塔が湧出し、千仏が雲集して釈迦説法を賛嘆する法華経見宝塔品の場面をレリーフで表したものです。

下段には319文字での造立願文を載せ、長谷寺の草創について語る唯一の遺品です。

 

法華経安楽行品

紙本 縦28.5cm 国宝 鎌倉時代

「法華経」などを美しい料紙に書写する装飾経は平安時代にさかんとなるが、長谷寺のものは鎌倉時代を代表する優品です。
なかでも「安楽行品(あんらくぎょうぼん)」は、金地に群青・緑青・金銀泥・朱など極彩色の見返し絵が描かれています。

上方に獅子にのった文殊菩薩(もんじゅぼさつ)が于てん王(うてんおう)と善財童子(ぜんざいどうじ)をしたがえ雲にのって飛来する様子と、それを礼拝する人々が描かれています。

経文は、上下に金銀の切箔(きりはく)を蒔いた料紙に金泥で界線を引き、墨書されています。

 
 

蒔絵経箱

縦35.0cm・横22.1cm・高19.5cm 国宝 室町時代

「法華経」「無量義経」「観普賢経」「阿弥陀経」「般若心経」全34巻を納めていた三段重ねの経箱。

箱の表面を斜めに分割し、金粉を密に蒔いた沃懸地(いかけじ)と、まばらに蒔いて透漆(すきうるし)を塗った梨子地(なしじ)などで三角面を形づくる。その上に銀の薄板による銀金貝(ぎんかながい)や、蒔絵による丸文(まるもん)をあしらう。文様構成はシンプル・大胆で現代にも通用する斬新さがあります。

 
   
   
   
   
 
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