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(北: 下方)
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所在地 神奈川県鎌倉市極楽寺1-1-5
山号 普明山
宗派 真言宗大覚寺派
本尊 不動明王
創建年 承久元年(1219年)
開基 北条泰時
正式名 普明山法立寺成就院
札所等 新四国東国八十八箇所 83番、鎌倉三十三観音霊場 21番、
鎌倉十三仏霊場 13番
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山門前には地蔵菩薩像が出迎えてくれます。
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以前は参道に般若心経の文字数と同じ262株のアジサイが植えられていました。現在は株数を減らし、代わりにハギが植えられています。
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108段の階段を上った山上にあり、由比ヶ浜を一望することができます。
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鎌倉七口の一つである極楽寺坂切通の途中に位置する、真言宗大覚寺派の寺院で、正式名称は、「普明山法立寺成就院」といいます。
創建は、承久元年(1219年)で、北条泰時の開基、本尊は、不動明王です。アジサイの寺としても知られています。
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承久元年(1219年)、護摩修法が行われていたこの地に、三代執権の北条泰時がこの寺を創建し、北条一族繁栄を祈ったといわれています。
新田義貞の鎌倉攻めで焼失しましたが、江戸時代1688年元禄元年に、中興の祖といわれる祐尊により再建されました。
本尊は、不動明王です。
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葉陰にハスが一輪、恥ずかしげに、しかし凜として立っていました。
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空海(弘法大師)が諸国巡礼の折、百日間にわたり虚空蔵求聞持法(虚空蔵菩薩の真言を百万回唱える修行)を行ったところと伝えられています。
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手水舎はありませんが、立派な青銅龍が水を提供してくれています。
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手入れの行き届いた庭園
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鎌倉時代初期の僧・文覚の荒行像(模造)
成就院に伝わる木像文覚は、
明治時代の「日本のロダン」と称された
彫刻家・荻原碌山の作品に大きな影響を与えたといわれています。
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■ 不動明王
本尊不動明王の御分身として境内に祀られています。
お願い事を書いた護摩木を不動明王前の護摩壇に起きますと、その祈願が成就すると言われています。成就院の名前の由来でもあります。
縁結び不動明王パワースポットとして多くがお詣りします。
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鎌倉 虚空蔵堂 |
関連資料 |
虚空蔵堂は、切り通しを挟んで成就院の斜め向かいにあり、成就院が管理する境外仏堂です。正式には、「明鏡山星井寺」と呼ばれています。石段下には、鎌倉十井の一つ「星ノ井」(星月夜ノ井)があります。
「虚空(こくう)」とは、「無限の知恵」を表し、御真言を唱えることで、頭脳明晰になるといわれています。
天平年間、聖武天の時代に諸国行脚中の行基が、「星月の井」と呼ばれる古井戸を覗きました。水面に虚空菩薩が映され、それを仏像として彫り、お堂を建立して安置しました。
数百年後、源頼朝がこの菩薩を崇敬し、運慶に外陣仏を作らせお前立尊とし、35年に一度ご本尊を拝めるようにしました。
ご本尊の虚空蔵菩薩を秘仏とし、無量の福徳と知恵をそなえ、すべての願いごとをかなえてくれる仏様といわれています。
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■ 星の井 (ほしのい)
星の井は、鎌倉十井の一つで、星月夜の井、星月の井とも呼ばれています。
昔、この井戸の中に、昼間も星の影が見えたことから、この名がついたといわれています。
奈良時代の名僧・行基は、井戸から出てきた光り輝く石を虚空蔵菩薩の化身と思い、お堂を建てて虚空蔵菩薩を祀ったという伝説もあります。
井戸の水は清らかで美味かったので、昭和初期まで旅人に飲料水として売られていたそうです。
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■ 虚空蔵堂 (こくうぞうどう)
成就院の斜め向かいにあり、成就院が管理する境外仏堂です。
正式には、「明鏡山星井寺」と呼ばれています。
「虚空(こくう)」とは、「無限の知恵」を表し、御真言を唱えることで、頭脳明晰になるといわれています。
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■ 舟守地蔵 (ふなもりじぞう)
虚空蔵堂の左手前に船守地蔵があります。
海上安全、大漁満足、真宮安泰、海難、水難除けやその他船舶水に関わるお地蔵様として、船乗りや水に関係する人々や近在の人々からの信仰をあつめています。
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