経営者・管理職とコンサルタントの交流サロン


発行にあたって


 この度、Pubzine様のご協力を持ちまして、念願のメール・マガジンを発行する
段に至りました。

 私事で恐縮ですが、経営コンサルタントの業界で20年余の永きにわたりお世話
になってきました。しかし、力のある多くのコンサルタントが情報不足から、持て
る力をもてあましているのが現状です。

 また、これから経営コンサルタントを始めたいのだが、どうしたらよいのか困っ
ている人たちも多く、私たちのホームページをご覧になって問い合わせをいただく
ことも多々あります。

 一方で、経営者や管理職、あるいは商工会議所様を始め多くの団体様で能力のあ
るコンサルタントや講師をお捜しであるのも事実です。

 このような、ミスマッチを解決するお手伝いを、お世話になってきたこの業界へ
の恩返しとして、グロマコン − Global Management Consultants グループで行お
うと考えた次第です。

 今後とも末永いおつきあいをよろしくお願いします。



連  載 失敗しない経営者・管理職はここが違う


第一章 「管理」というのは暖かいものです
 1−1 当たり前のことが当たり前にできる


 「管理」という言葉は、企業において嫌われている代表的な言葉の一つではない
でしょうか。
 でも、私は「管理」というのは「暖かいもの」と考えています。
 「暖かい管理」とは何かをご一緒に考えてみたいと思います。




■■■ 1−1 当たり前のことが当たり前にできる ■■■

 「当たり前のことが当たり前にできる」ということは一見簡単なことのように見
えますが、なかなかできないことです。

 できる経営者・管理職とそうでない人の違いはここにあります。できる経営者・
管理職は、当たり前のことが当たり前にでき、その当たり前のレベルが常に向上し
ているのです。

 一見簡単なような「当たり前のことが当たり前にできる」ようになるためにはど
うしたらよいのか、できる経営者・管理職になるには、どうしたらよいのかの基本
的なことを考察してみましょう。


■■■ 「当たり前」とは? ■■■

 では「当たり前なこと」というのはいったい何を指すのでしょうか?これは難問
です。

 「当たり前のこと」というのはその人・企業により異なると考えます。能力のあ
る人は、当たり前のレベルが高いのです。能力のある人は、当たり前のバランスが
取れているのです。基礎を大切にする人が、自分の持てる能力を100%あるいは
それ以上に発揮できるようです。

 企業力を高めるということは、企業活動の当たり前のレベルを高めることなので
す。

 レベルを高めるためには、目標を自分が現在持っている能力より高めに設定し、
そのハードルをクリアすることによりさらに高い目標を設定できます。結果として
「当たり前」のレベルが高まっていくのです。


■■■ 「当たり前」のレベルを高めるには ■■■

 当たり前のレベルを高めるには、まず謙虚に自分の力を見つめることです。そし
て、目標を設定し、その目標を定期的に見直し、当たり前のレベルを高めていくの
です。

 レベルを高めるには、書物など先人の足跡を使わせてもらう方法もあれば、実務
を通じて高める方法もあります。

 書物などをもとに学ぶときには、素直にまず一旦受け入れ、その後自分の考え方
との違いを検討するようにします。始めから批判的に呼んだりすると受け入れるも
のを狭めることになり、結果として自分の能力を高める効果が低下してしまいます。


■■■ 実務を通じて「当たり前」のレベルを高める ■■■

 実務を通じてレベルを高める場合には、まず、会社の考え方がどうなっているの
か、それを実現するために自分の部門は何をやろうとしているのか、それを達成す
るためには自分は何をしなければならないのかというトップダウン的な見方が必要
です。

 一方で、自分の持っている力は何か、長所・短所は何か、を明確にし、自分が理
想としている姿に近づけるためには、自分は何をしていかなければいけないのか、
何を学んでいけばよいのか、ボトムアップ的に考え、目標を設定し、段階的にレベ
ルを上げていきましょう


連  載 ゼロから始めるパソコン・インターネット講座


    第一回 まず習うより慣れろ


 パソコン、インターネットというのは大変便利な道具といえます。難しいと感じ
ている人の大半は、「慣れ」が不足しているように見受けられます。月並みですが
「習うより慣れろ」でしょうか。

私自身もパソコンの専門家ではありません。「四十歳の手習い」で始めたような
ものですが、パソコンなしには仕事もできませんし、趣味も成り立ちそうもありま
せん。

 私のつたない経験からすると、まず大敵はキーボードです。初心者には「タッチ
タイピング」とか「ブラインドタッチ」をお勧めしています。これはキーボードを
見ないで文字入力ができるようにすることです。

 この話をすると大半の方が、「初心者にタッチタイピングとは行き過ぎではない
か」という反論を必ずといってよいくらいおっしゃいます。タイピストのようにキ
ーボードを見ないでパチパチと格好良く打てなくてもよいのです。

 パソコンは確かにたくさんの機能を持っています。でも、実際に使うのはほんの
その一部であり、初心者の対象となる機能はさらにその中の一部です。

初心者が、パソコンを始めた時に、嫌になるのはパソコンが難しいからではなく、
キーボードで文字を拾うことではないでしょうか。

 入門段階での、第一の難関であるキーボードの壁を破るには、一日10分のタッ
チタイピングの練習を2週間続けることだと考えます。

 最近は、大変便利なソフトがでてきています。タッチタイピングをゲーム感覚で
学べるソフトがパソコンショップにたくさん並んでいますし、インターネット上で
も販売しています。

 パソコン初心者がやるべき第一は、「パソコンショップを覗く」ことかもしれま
せんね。




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 私どもグロマコングループは、コンサルタントの地位向上を目指しております。

 私どもの仲間には、まだまだ未熟なコンサルタントとやこれからコンサルタント
を始めたいという人たちがたくさんいます。

 この人たちの多くは、潜在能力を持っていますが経験不足で、力を発揮するチャ
ンスすらありません。

 コンサルタントの能力を高めるには経験を積むことが必要です。これらのコンサ
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 ベテランコンサルタントをチーフとして、チームを編成し、貴社を訪問し、問診
や診断をします。基本的な簡易診断ですので、この作業に一日必要です。詳しくは
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 ご協力をお願いします。


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■■■ 編集後記 ■■■

 文章を書くことは、経営コンサルタントという仕事柄あまり苦になりませんが、
インターネットの世界という広大で、価値観が様々な方々に見ていただくとなると
緊張するものです。
 まだまだつたないメール・マガジンですが、「善意」をベースに皆様のご協力を
仰ぎながら継続していきたいと思います。
 ご指導とご鞭撻のほどをよろしくお願いします。



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   電子出版:   経営者・管理職とコンサルタントの交流サロン
   発行者:    今井 信行 (C)Copy right 2001
           http://www.glomaconj.com/
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