経営者・管理職とコンサルタントの交流サロン
グロマコン・メーリングリストが生まれ変わりました。
毎月2回発行で、新鮮な情報をご提供
5日号、20日号
5日号は、第一特集 「失敗しない経営者・管理職はここが違う」およびタイムリーな特集情報
20日号は、ご好評の、久崎力先生の「第二特集 グロマコン経営指南」および、谷澤佳彦先生
の「第三特集 知っていて得する経営情報」およびタイムリーな特集情報などをお届けします。
グロマコン・メールマガジン・コンセプト |
経営者・管理職の悩みを解決する
経営コンサルタントの実務情報
経営コンサルタントになりたい人の情報
寒中お見舞い
■■■ 第13号ご挨拶 ■■■
No. 013 February 20, 2002
先に臨時号でご案内いたしましたように、私共のメールマガジン「経営者・管理職
とコンサルタントの交流サロン」が
優 良 マ ガ ジ ン
として選ばれました。
今後とも、その名に恥じないような内容で継続していきたいと、意を新にして
おります。
益々のご愛顧をお願い申し上げます。
経営コンサルタント グロマコン
代表取締役 今 井 信 行
ところで、確定申告の時期でもあり、官公庁や上場企業の多くが決算期を迎え
ると言うこともあり、私たち経営専門職にいるコンサルタントの中には寝る間も惜
しんで仕事をしている先生もおります。
3月危機などと物騒な言葉が飛び交う厳しい経営環境の一方で、梅の香りがあ
ちらこちらで人々の心を慰めてくれていて、春も近づいてきました。「冬来たり
なば春遠からじ」と言われます。
日本の経済も明るい方向に向けるためにも、経営者・管理職とコンサルタント
がそれぞれの得意分野で全力を尽くして行きたいと考えています。
そのため、本メールマガジンも月2回の発行となり、新鮮な情報をよりタイム
リーにお届けできるようになりました。
毎月第一回目発行 | 5日 | 月の前半号 | 第一連載、特集ほか | |
第二回目発行 | 20日 | 月の後半号 | 第二連載、第三連載ほか |
今回は月の後半号で、ご好評の、久崎力先生の「第二連載 グロマコン経営指
南」および、谷澤佳彦先生の「第三連載 知っていて得する経営情報」です。
第一連載 「失敗しない経営者・管理職はここが違う」は、次号3月前半号でお
届けします。
■■■ も く じ ■■■
◆ 特集 「コンサルタントは何をしてくれる人か」
◆ 第一特集 「失敗しない経営者・管理職はここが違う」
「第二章 ベクトルをあわせて全員営業で営業強化」
< 次号 3月5日号 >
◆ 第二特集 グロマコン経営指南
◆ 人材育成に見る日米の違い ◆
◆ 第三特集 知っていて得する経営情報
◆ 青色申告控除のテクニック ◆
TOP
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特集
◆ 仕事ができる人はメールをこの様に使う ◆
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「ウィルス」だとか「ハッカー(正式にはクラッカーといいます)」だとかと
騒がれ、インターネットは、いろいろな怖い面もありますが、仕事ができる人は、
だからといってインターネットから逃避をするようなことはしないと思います。
むしろインターネットなしには仕事ができないという状況ではないでしょうか。
毎日何百通というメールを送受信している人も世の中にはいると聞いています
が、それは眉唾ではないかと疑り、本当にそのようなことができるのか疑問に思っ
ている人も多いのではないでしょうか。
筆者は、何百通とは言いませんが、毎日数十通、多い日には百通を越えるメー
ルの送受信を行っています。その時に困るのが、後日特定のメールを探し出す時
です。
容易に探し出せるようにする方法を知っていれば、この問題も怖くはありませ
ん。その方法の一つが、「フォルダの利用」です。フォルダというのは、ご存知
のように紙の文書を保存しておく道具ですが、メールソフトでは、文書をグルー
プ化して保存しておく仕組みです。
目的別にフォルダを作ったり、顧客・受発信者別にフォルダを作っておき、探
す時にはそのフォルダを開けばよいのです。もし、そのフォルダの中身が増えて
きたら、さらにそれを細分化し、そのフォルダの中にサブフォルダを作成するこ
ともできます。あるいは、そのフォルダと並列的に新しいフォルダを作成しても
良いでしょう。
この様にフォルダをつくって管理しても、まだ万全ではありません。そのよう
な時には「検索」という機能を使うと良いでしょう。Yahooなどの検索サイトでキ
ーワードを入力して検索するように、自分のPC内にあるメールからキーワード
で目的のメール文書を探し出すことができるのです。
これらの操作の詳細は、下記URLから見ることができます。
http://www.glomaconj.com/keieisha/joho/2joho/23email/63email.htm
TOP
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第二特集 グロマコン経営指南
◆ 人材育成に見る日米の違い ◆
経営コンサルタント 久崎 力 氏
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久崎先生は、大手総合電器メーカーに長年おられ、現場から営業
部門、海外子会社などでいろいろなご経験を積んでから、経営コン
サルタントとしてご活躍中です。
幅広い知識と経験を活かし、製造業を中心にご指導をなさってお
ります。
■■■ 娘の面談と品質管理???! ■■■
米国に駐在していた時、当時高校生であった娘の面談に出かけた。その面談は
、生徒の作品展示も合わせて行われていた。(最近日本ではあまり見かけなくな
ったが)
面談では日本の父母の多くが質問する様に、"娘の弱点(良くしなければならな
い科目)は何でしょうか"と聞いた。無論英語の勉強をする様に米国の歴史を勉強
するように等の注意があると思っていた。しかし先生は、こちらの質問には一切
答えず、娘の作品(成果)を見せ、彼女はGOOD JOB をしたのだと、面談中ついに
弱点に関する注意はなかった。
ここで日本との大きな違いがあることに気付いた。日本では弱点を少なくする
(品質管理で言う欠点を減らす)様に指導するのが普通であるが、米国では良い
点を強調して伸ばそうとする。
これを簡単な数式で示すと
2(良い点)−1(弱い点)=1(成果)
となり、日本では"−1"(弱い点)を少なくしようとするが、例えこれを"0"に
できたとしても2−0=2で成果は高々"2"どまりである。しかし米国では"+2"
(良い点)を大きく伸ばそうとする。例えばこれを2倍にしたとする。2×2−
1="3"(成果)で、どちらが良い結果を得るかは明らかである。
■■■ 部下・社員を叱って育てるか、褒めるか? ■■■
企業でも同じではないか、人間には必ず長所と短所がある、そして仕事をする
中にも強い点と弱い点がある。ほめられることにより長所を伸ばし更に努力しプラ
ス面が倍増するのだと思う。
"好きこそ物の上手なれ"と言われている様にわれわれのご先祖様もこのことを充
分に認識している。
人間の性格分類についての事例調査によると、例えば「A氏はアイデアは豊富で
あるが実効性に欠ける」また「B氏は実行力はあるがアイデアマンではない」と言
うようなケースが多々ある。この場合A,B両氏の弱点の改善は殆ど不可能であった
。しかし、それぞれのプラスの面を倍増させ優れたアイデアマンとやる気満々の
実行者というスーパーマンに変身できたと報告されている。
身近な事例では、プロ野球のイチローはオリックス監督の仰木氏が"金の卵を見
つけたで"という監督の下で、溢れる才能を開化させたことは有名な話である。
我々も欠点ばかり指摘して"従業員のやる気"を損ねていることはないか、ここ
で一つ考えてみたらいかがかな------- ?。
【 メールマガジン・コメント 】
部下の育成には、褒めて育てるという方法としかって育てるという方法がある
と良く言われます。スポーツの世界ではしかって育てる方法が多いと言われます。
かつて、読売ジャイアンツの黄金期を誇った川上監督は、長島選手はしかって、
王選手は褒めて育てたというようなことを聞いています。長島選手のような大選
手でも失敗すればしかられるのだということを他の選手に学ばせるためだと言わ
れています。
一方で、王選手は人並み以上にまじめな人で、人前でしかられると必要以上に
気にするタイプだったそうです。川上監督は、王選手は人前ではしからず、王選
手が自分の失敗は自分で悟るような指導をしたと言われています。
規則でも、日本はDon't方式(禁止方式)に対して、アメリカでは自己責任方式
と言われます。「公園でのキャッチボールはいけません」というのが日本方式で、
「公園でキャッチボールをやっても構いませんが、責任は自分で負ってくださ
い」というのがアメリカのやり方です。
褒めて育てるのとしかって育てるのは、二者択一ではなく、人によって異なる
ということでしょう。また、同じ人でもどちらか一方だけではなく、時としては
厳しくしかり、時としては褒めるというメソッド・ミックスが必要だと考えます。
しかし、最近の日本のビジネス社会では、良い点を見つけて伸ばすという方法
を誤解してか、または若い人が強くなりすぎてなのか、上司が部下へへつらうよ
うなケースも時々見かけませんか。
TOP
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第三特集 知っていて得する経営情報
◆ 青色申告控除のテクニック ◆
税理士 谷澤 佳彦 氏
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谷澤佳彦先生は谷澤佳彦税理士事務所の所長で、税理士業
を中心にご活躍中です。
また、最近はBUN-NET異業種交流会でも中心的な役割を演じ、
社会奉仕的な活動も積極的になさっております。
確定申告の時期になり、私たちのメンバーでその種の仕事をしている人はてん
やわんやです。今回は、青色申告控除について法人化していない事業所経営者へ
の情報をお届けします。
◇ 対象者:事業所得者・不動産所得者・山林所得者
◇ 条件:所定の要件を備えた帳簿類を作成・保存し、税務署に青色申告を申
請する
青色申告控除では、利益から以下の金額を差引いて課税所得を計算します。
(1) 10万円コース 青色申告者であれば無条件OK
(2) 55万円コース 正規の簿記により、収支計算書(=損益計算書)及び
貸借対照表(=資産負債調)を作成し、確定申告書に
添付すること
(3) 45万円コース 貸借対照表は正規の簿記により作成するのではなく、
各項目の1月1日及び12月31日残高のみを記入し、
確定申告書に添付すること
注)(2),(3)は、不動産所得者の場合、一定規模でなければ適用できません。数年
前は(1)だけでしたが、これでは個人事業者は正規の簿記(要するに複式簿記)に
より貸借対照表を作成しても、しなくとも同じ結果なので、貸借対照表を作成しな
い事業者が大半でした(今もそうでしょうが)。
そこで、貸借対照表を作成・添付することを促進するために、(2)が登場しまし
た。とは言うものの、いきなり正規の簿記による貸借対照表作成は困難が予想さ
れたので、経過措置として(3)が登場しました。
(3)は13年分(14年3月15日提出期限)をもって廃止される予定でしたが
税制改正大綱によりますと、3年間延長される見込みです。
(3)はあくまでも経過措置であり、早期に正規の簿記による貸借対照表作成への
移行が要求されているにすぎません。
い零細事業者の記帳の救済方法として、税務署を通して無料記帳指導を申し込
むことができます。パソコン会計ソフトを用いた記帳の指導も可能です。指導期
間は概ね2年間です。おおいにこの様な制度を利用してみてはどうでしょうか。
◆ 「知って得する情報」のバックナンバーをご覧いただけます。
http://www.glomaconj.com/pubzine/backnumber.htm
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