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電通鬼十訓 ”当たり前”が実行できる |
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電通鬼十訓 【第1訓】 仕事は自ら作るべきで、与えられるべきではない |
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■■電通鬼十訓【第1訓】仕事は自ら作るべきで、与えられるべきではない 「電通鬼十訓」は、同社4代目吉田秀雄社長によるもので、電通鬼十訓、とりわけ営業パーソン育成の行動規範という役割を担っています。 その中から私たちが学ぶことが多いので、私のつたない経験を交えて徒然にまとめてみました。 【第1訓】 仕事は自ら作るべきで、与えられるべきではない Initiate projects on your own instead of waiting for work to be assigned. ■ 最近の若者は・・・ かなり以前から「最近の若者は言われたことしかしない」「言われないと何もやらない」「具体的なやり方まで教えないと仕事ができない」等々が言われています。 確かに、多くの新入社員が「待ち」の姿勢であることは否定できません。しかし、自分で取り組んでいる社員も結構いるだけではなく、「新人にしてはなかなかやるな」と感心することも多いのです。 彼らは、「待ち姿勢の人間」ではなく、仕事のやり方が飲み込めていないことがあり、自分が進んでやっても良いものかどうか躊躇している場面もあります。 「学生は教えてもらえるもの」というのが彼らの根底にあるのです。小学校入学から16年、幼稚園も含めると20年もの長きにわたってその環境にいたのですから、肌に染み込んでしまっているのです。 ■ 若手社員教育の基本 まず、新入社員研修で「学生と社会人との違い」を正しく”教え”ないといけません。ここで「教える」というのは、知識として教えるのでは問題解決になりません。彼らは若く、記憶力は良いので、知識として記憶することは得意です。 しかし、職場という大きな環境変化は、社会人経験のない上に、ここでの指示・命令等ビジネス体験が、彼らの「記憶」として追加されることになります。これは、「記憶」というよりは「記録」なのです。記録ですから、再び引き出すことはできますが、それが知識や経験の呼び起こしで、すぐに行動として実践に活かせ、花を咲かせ、実るとは限りません。 このような新人に「社会人の心得」を知識として教える社員研修ではなく、経営コンサルタントなどが提供する「体で覚える、心で学ぶ」研修が必要です。 その基本は一般論的には「P・D・C・Aサイクル」ですが、私は「P・D・C+S/A」(APM:アクション・プロセス・マネジメント)と考えています。(その詳細は当該資料を御参照ください) それも与えられた「計画」を「やらされる」のではなく、自らも参画し、立案した「計画」を実践し、進捗管理を行い、軌道修正をしながら目的に到達させるのです。その様な方法を採りますと、自らが考え、参画して、体と心を遣って覚えた体験ですので、その計画の骨子であるコンセプトすらも十分に体と心に染み込んでいます。 体と心で覚えているので、常にそれをベースに発想し、行動することができ、自分が待ちの姿勢でいればそれに気がつきます。すなわちAPM(「P・D・C・A」を核とした「P・D・C+S/A」、アクション・プロセス・マネジメント)は「気づき」を与えてくれる仕組みなのです。 |
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