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経営トップ15訓 ”当たり前”が実行できる |
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はじめに | |||||||||||
■ 日本経営士協会理事長を拝命 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。 平成16年5月に、その歴史と伝統ある日本経営士協会から理事長を拝命することになり、総会を経て、同年6月より今日まで理事長という大役を務めています。 拝命したときには、私のような者にその大役が務まるのだろうかと、自分自身、懐疑的になったこともあります。 当時、経営コンサルタント歴25年を経てきて、そろそろご恩を受けた経営コンサルタント業界に恩返しをする時期と考えていました。 その一環として若手経営士・コンサルタントの育成をメインに余生を送ることができたら素晴らしいだろうというライフワークに対する夢を持っていました。 自分が育てて来た会社も、Googleなどの検索サイトで「経営コンサルタント」をキーワードにすると、「経営コンサルタントへの道」というページがトップページに、それもしばしばWikipediaを抜いてトップ表示されるまでになりました。 ■ コンサルタントのためのコンサルタント 自社や日本経営士協会を通じて経営士・コンサルタントの実力養成に力を入れてきたこともあり、「コンサルタントのためのコンサルタント」というあだ名が1990年代に付けられるに至りました。 これらのことを鑑み、日本経営士協会の理事長という大役をお引き受けする決心をしたのです。 その際に、自分自身を戒める意味で「理事長十戒」を作り、それを日々座右におきながら仕事をしてきました。しばしば十戒から脱線することも多く、自分が自分で恥ずかしくなる行為も多々してきました。 ■ 経営トップへのプレゼント 理事長歴9年目を迎え、そろそろ後任の選定やその人への傾斜引き継ぎを考える時期になり、十戒に加筆をして「理事長15訓」なるものを作ってみました。十戒もそうですが、自分で利用しながら、それを推敲するがごとく改訂を重ねてきましたので、今後も引き継ぎが済むまで日々改訂を続けていく所存です。 この度、この15訓を基に、企業や組織のトップ・管理職の方に向けて焼き直したものを紹介したいと考え、ここに「経営トップ15訓」としてまとめてみました。 まだまだ内容的には不充分ですが、今後もこれをベースに推敲・改訂を重ねて参りますが、その第一版として茲にご披露させていただきます。トップの方々や管理職で日夜ご奮闘されている方に、少しでもご参考になれば幸いです。 |
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