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経営者・管理職 & 経営コンサルタント情報
■ ぱそこん初心者の新PCへの引っ越し ■
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日本製のパソコンがない時代に、アメリカからパソコンを担いで帰国しました。文系出身の私ですが、市販書もなく、試行錯誤でパソコンをいじったのがきっかけで、ソフトバンク様を始め、日経BP様など多数からパソコン関連書籍を出版してきました。
数々の失敗経験からパーソナルユース向けに、独断と偏見でもって情報提供をいたします。
ここでは、参考のために情報提供していますので、ご自身の責任で行動してください。 |
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初心者の新パソコンへの引っ越し |
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最近、モバイルパソコンを新旧入れ替えをしました。その時の経験をもとに、初心者向けに纏めてみました。詳細は、当該するマニュアルやウェブサイトを参照してください。
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ポイントを知ればパソコンの引っ越しは簡単 |
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新しいパソコン(新パソコン)のOSがWindows7であることを前提に、旧パソコンから新パソコンへの引っ越しをする手順をご紹介します。
Windows7には「Windows転送ツール」というパソコン以降専用アプリケーションが用意されています。それ以前のOS用もダウンロードすれば利用できます。ただし、これは基本的には旧パソコン(今まで利用していた転送元のパソコン)のファイルやフォルダ、OSの各種設定、お気に入りなどが転送されるだけで、アプリケーションまでもが転送されるわけではありません。
ここで重要な注意事項があります。新パソコンの「Windows転送ツール」は、そのタイミングが来るまでは、「絶対に」起動しないでください。旧パソコンのメール転送ができなくなります。
転送ツールは、LAN経由や、ハードディスクなど外付け記憶機器・メディア経由で利用できます。LAN経由が手軽ですので、ここではハードディスク経由で説明しますが、他の方法も、この方法を参考にすればできると思います。
転送ツールでの転送は、時間がかかり、なおかつ転送される情報が期待未満であることが多いので、パソコンに馴れている人は、新規にパソコンを購入したときの要領で、自分で手作業を行う方がよい場合があります。
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新しいパソコンにアプリケーションをインストール |
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新パソコンは、パソコンのマニュアルの手順に基づいて電源を入れ、諸手順を踏んでおく必要があります。
新パソコンにリカバリーディスクが添付されていない場合には、リカバリーディスクを作っておくと良いでしょう。近年の個人向けパソコンには、リカバリー用のファイルがハードディスクに書き込まれていますが、そのハードディスクが故障を起こしたときのために、リカバリーディスクを作っておくことは必要でしょう。
転送ツールを利用して、旧パソコンから新パソコンにコピーをしますが、アプリケーションは転送されません。事前に必要なアプリケーションをインストールしておきます。
転送ツールは、マイクロソフトのアプリケーションを中心に考えられているので、その他のソフトウェアの設定は転送されない可能性があります。
転送ツールを使うまでは、基本的にはインストールされたアプリケーションは起動しないようにしましょう。
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旧パソコンのデータ・バックアップ |
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旧パソコンのデータは、上述の転送ツールで転送されますが、万一のトラブルのために、ハードディスクや光ディスクにバックアップコピーを取っておきましょう。
平素からバックアップを取っている人には当然のことと感じますが、それをしていない人には、バックアップの重要性を再認識していただきたいと思います。一度バックアップを取っておくと、後は差分バックアップを行えば、あまり時間を取らずにバックアップをすることができます。
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旧パソコンメールデータ転送の準備 |
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旧パソコンのメールデータや設定は、そのままでは転送ツールでは転送されません。旧パソコンでOutlook ExpressやWindows Mailを使っている場合には、Windows
Liveを介して転送できます。
旧パソコンですでにWindows Liveメールがインストールされていない場合には、マイクロソフトのダウンロードサイトからWindows Liveメールをダウンロードして、インストールしておきます。
転送ツールを利用する場合には次の操作は不要ですが、そうでない場合には、既存のメールソフトのデータを一旦Outlook ExpressやWindowsメールにデータをインポートしておきます。
Outlookを利用している場合には、Outlookで設定をエクスポートしておきます。Outlookファイルは転送されますが、万一のためにバックアップを取っておきましょう。
Windows Liveのインストールができたら、起動します。起動時に、Outlook Express等のデータのインポートに関するメッセージが表示されたら、インポートの指定をします。自動的にOutlook
Expressのデータや設定がWindows Liveメールソフトにインポートされます。
他社メーカーのメールソフトやインターネット作成ソフトなどのデータは転送されないのです、メモを取っておく等、事前準備が必要です。
IME辞書ファイルも転送されないので、事前にコピーを取っておき、新パソコンのインストールができた時点でファイルコピーを行います。
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旧パソコンに転送ツールをインストール |
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転送ツールでの転送は、時間がかかり、なおかつ転送される情報が期待未満であることが多いので、パソコンに馴れている人は、新規にパソコンを購入したときの要領で、自分で手作業を行う方がよい場合があります。
旧パソコンに転送ツールがインストールされていない場合には、ダウンロードします。32ビット用と64ビット用ではアプリケーションが異なるので、必ず確認しておきましょう。マイコンピューターで、右クリックをし、プロパティを開くと、64ビットと記載されていれば64ビットOSです。その記載がない場合には32ビットと考えてください。
転送ツールを使っての転送には数時間かかることもありますので、ノ一トPCはアダプターを必ず接続してください。
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転送には、ネットワークと使う方法と、ハードディスクやUSBメモリーなどを使う方法、専用のケーブル利用があります。データ量が大きいことが予想されるので、USBメモリー経由では容量不足となることがあります。
ネットワークが確立している場合には、ネットワーク経由が早くて、簡単です。しかし、ネットワークが確立していない場合には、初心者はハードディスク経由や専用ケーブルを利用することをお勧めします。
ネットワークに新旧両パソコンが接続されていることを確認し、旧パソコン側で「Windows転送ツール」を起動し、転送方法を指定します。ここでは「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を選びます。
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次の画面で「これは今までのコンピュータです」を選ぶと、ハードディスクにコピーが始まります。
「ネットワーク」経由を選んだ場合には、Windows転送ツールのキーが表示された状態で、キーをメモし、そのままにしておきます。
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新パソコンの転送ツール起動 |
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新パソコン側で標準添付されている転送ツールを起動します。Windows7以外のOSで、転送ツールが標準添付されていない場合は、旧パソコンと同様にマイクロソフトのサイトよりダウンロードして、インストールしておきます。
また、ここで、旧パソコンに接続していたハードディスクを取り出します。蛇足になりますが、旧パソコンが起動している状態で、いきなりはでを取り外すことは故障の原因になります。電源を切るか、安全な取り外し操作をしてから行ってください。
取り外しができたら、新パソコンに接続し、ハードディスクが認識されたことを確認しておきます。デスクトップの「コンピューター」画面を開き、外付けハードディスクのドライブが表示されていれば問題ありません。ここで表示されていない場合には、外付けハードディスクを接続したまま、新パソコンを一旦終了し、再起動します。
既述の通りメールデータ移行が完了するまでは、同ソフトを起動しないことを忘れないでください。
[スタートボタン]を押し、最下段にある[検索]ウィンドウに「転送ツール」と入力して、転送ツールを選択し、起動します。
設定画面の[転送方法]を指定します。「外付けハードディスクまたはUSBフラッシュドライブ」を指定した場合には、読み込みが始まります。
「ネットワーク」を選んだ場合には、旧パソコンの転送ツール操作の際の、旧パソコンの転送ツールキーを入力します。
しばらく待って転送するデータの内容が表示されたら「転送」ボタンを押します。データのコピーが自動的に始まります。
IME辞書は転送されないので、別途コピーしておき「ユーザー辞書ツール」を起動してコピーをします。
ATOKの場合には、インターネット設定が終わってから、ATOKSyncを使えば簡単に旧辞書をそのまま利用できます。以前は、ATOKSyncツールのダウンロードをしなければなりませんでしたが、ATOK2011以降はATOKインストール時に標準で添付されます。[スタート]−[全てのプログラム]−[[ATOK]でATOKの当該バージョンをクリックするとメニューが表示されるので、同期を取ります。
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新パソコンのメールデータ |
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新パソコンでWindows Liveメールを起動し、インポートをします。 |
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新パソコンに必要なアプリケーションを追加 |
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新パソコンでWindows Liveメールを起動します。自動的にデータや設定がインポートされます。Outlookの場合には、ダー他ファイルをコピーし、設定のインポートを行います。その他のメールソフトの場合には、転送ツールで
Adobe Reader、圧縮ソフト解凍などなど、まだインストールされていないアプリケーションをインストールします。
プリンターの設定もプリンター機種にあわせて行います。プリンター・ドライバーは、当該メーカーのサイトからダウンロードします。OSを指定し、機種名を選んでから正しいドライバーを選択します。プリンターに付帯しているOCRソフトウェアなどは、プリンターのドライバーをダウンロードしてもインストールされないので、プリンターに付帯するアプリケーション用のCD等でインストールし直す必要があります。
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複数のパソコンをネットワークで利用する場合には、ホームネットワークの確立操作をしておくと、ファイルの共有などが簡単にできます。
以上、簡単に引っ越し手順をご紹介しましたが、マイクロソフトサイトなどを参照して、各自の責任で実行してください。
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おわりに |
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私の最近の体験に基づき、5回にわたって、パソコンの引っ越しについて述べてきましたが、いかがでしたでしょうか?
多くの方が、マイクロソフトのサイトを参照して進めたと思いますが、同社のサイトでは、マイクロソフトだけを前提としての説明ですので、他社アプリを利用している場合には、データは転送されたが、各種設定が転送されず、再度の設定に意外と時間を使ったのではないでしょうか?
私自身が体験してみて、ネットワーク(LAN)経由での転送ツールの使い方は、初心者の中には戸惑う人が多いのではないかと感じました。旧パソコンと新パソコンの信頼関係が確立していないことが通常です。その時には、転送ツールでの転送が行われず、エラーになってしまいます。
マイクロソフトの引っ越し手順案内には、「ネットワークの設定を確認してください」としか表示されず、では、その設定をどのように確認し、どのように設定したら良いのかについては、そのページでは説明されていません。せめてその説明のあるページへのリンクくらいは貼っておいてほしいと思います。
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