清泉寮は、清里開拓の歴史を刻んだ、清里高原の中でも中心的な場所です。その名前から、学生寮のようなイメージを持たれる人が多いと思いますが、遠からず、当たっています。
清泉寮は、1938年(昭和13年)、後にキープ協会を創設するポール・ラッシュ博士によって日本聖徒アンデレ同胞会の青少年指導訓練所(キャンプ場)として建設されました。残念ながら、1955年(昭和30年)に火事で焼失しましたが、1957年(昭和32年)に再建、以来、本館の赤い三角屋根は、清里のランドマークになっています。
八ヶ岳の景観を楽しむところとしては、代表的で、とりわけ清泉寮ソフトクリームは不可欠です。400円を投資しますと、八ヶ岳山麓に来たという実感が湧く人が多いのではないでしょうか。
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キープ農場 清里ファームショップ |
ピクニックバス大泉ルート2番バス停まで、
清里駅から数分で着きます。
徒歩でも15分もあれば到着できるのではないでしょうか。
北部ルートでも18番で下車すればよいでしょう。
バス停を下車すると目の前はキープ農場で、
ジャージー牛が向かえてくれました。
道を挟んだところに清泉寮ファームショップ入口があります。
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早速ジャージー牛が出迎えてくれました。
イギリス領海峡諸島のジャージー島が原産です。
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ジャージー牛は、乳牛として飼育されています。
北海道では一般的なホルスタイン種ほどではないが、
世界中に広く分布しています。
バター等乳製品を多量に生産している
デンマークやニュージーランド等では最重要品種です。
ジャージー牛から取れる牛乳は、
ジャージー乳と呼ばれ、乳質は濃厚です。
脂肪球が大きいのでバターを作りやすい牛乳として知られています。
カロテンを豊富に含むので、やや黄色味がかっています。
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ファームショップへの道端に咲くのは
萩でしょうか?
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奥にファームショップが見えます。
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左手に駐車場があります。
子供の遊具もあります。
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清泉寮ファームショップ横の牧草地からは
八ヶ岳の全景が望める絶景スポットですが、
私の訪問時は、霧で見ることはできませんでした。
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清里の乳牛ジャージー種が、
ファームのロゴマークに使われていました
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ファームショップ正面
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ファームショップ側面
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入口横には、ひまわりが色を添えていました
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ファームショップ反対側にあるキープ農場
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牧場らしい風景も見えます
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キープ農場 清里 展望テラス遊歩道 |
ファームショップと展望テラス・清泉寮ジャージーハットの間に
1km強の遊歩道があります。
通常は、ジャージャーハット側から遊歩道を下るようですが
行程上、ファームショップ側から登ることになりました
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ファームショップを出て、50m程のところに
遊歩道への入口があります。
アザミの蜜をチョウチョが吸っていました。
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遊歩道は、牧草地脇を上ってゆきます。
なだらかな坂道ですので、
それほどきつくはありませんでした。
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牧場の柵は、絵になります
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テラスからは牧草地全体を見渡せましたが、
雲で山は見えませんでした
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テラスから左手に折れると
森の中を、ウッドチップが敷き詰められたトレイルが続きます。
途中、道が分かれていますが同じところで交わります。
小さなせせらぎには、丸太の橋が架かっていました
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視界が開けたと思ったら、
遠くに自然ふれあいセンターの建物が見えてきました。
学生らしき人達が講師を囲んでいました
まもなくジャージーハットです。
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