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私のサイトへの訪問をありがとうございます。

へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいように思い、単なる思いつきで着手しました。

他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。

http://www.kunaicho.go.jp/event/higashigyoen/higashigyoen.html


 皇居東御苑は旧江戸城の本丸と二の丸を中心とした地域で、面積は約21万uあります。ゆったりとした空間に都心部の一大さくら植栽地を形成しています。

 芝生広場を前景にソメイヨシノ、里桜(関山)の群落、江戸ヒガンの林が映り、武蔵野の雑木林には、山桜も咲いています。約280本の桜をお楽しみいただけます。

 皇居東御苑は入園無料ですが、スポーツ&飲酒禁止です。そのため、混雑することがあまりなく、純粋にお花見を楽しむことのできる穴場スポットとなっています。

 カワヅザクラなどの早咲きの桜は、3月上旬から見頃となります。(東御苑公式サイトより)

 
平 川 門
 
東御苑へは、大手門、北詰橋門(きたはねばし)と、ここ平川門があります。
平川門や北詰橋門は、地下鉄東西線の竹橋駅が便利です。



城の入口のたたずまいを、大東京の一等地にありながら現代からタイムスリップしたようです。
都内に居を構えている私でも、ここから中に入ったのは数回のみです。


橋のたもとに立つと、中央が盛り上がり、太鼓橋をしていることが分かります。
丸みを持たせることにより、堅牢性を高めています。
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梅 林 坂
 
 
梅林坂は、平川門から入るとまもなく右手にあります。
本丸とそこより一段下がったところにある二の丸を結ぶ坂です。
江戸城を最初に築いた太田道灌が、天神社を祀り数百本の梅を植えたことから「梅林坂」の地名がつけられました。


本丸側から、一段低い二の丸側を望む


4月末でしたが、梅のみがうっすらとピンクに染まっていました。
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桃 華 楽 堂

昭和天皇の皇后様であられた香淳皇后様の還暦を祝して、昭和41年に建設されました。
雅楽の演奏会場でもありますが、東儀さんでも知られる雅楽士を育成する場でもあります。
江戸城本丸横にあり、廻りの雰囲気とは異なりますが、威容を誇っています。
 
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天 守 台
 
江戸城の本丸のあった天守台です。
最初の天守閣は、1607年に、二大将軍秀忠の第二できました。
江戸城下は何度も大火に遭いましたが、天守閣はサンド建て直されています。
大火の中でも最も知られている明暦の大火(1657年)で焼失後は、天守台の石垣が築き直されただけで、天守閣が再建されることはありませんでした。
しかも、現存の天守台は、創建当時の天守台に比べて大きさが小さくなっています。


天守台入口にひっそりと小さな石碑がありました。



登ってみると、あまりにも狭いのに驚きました。
天守台からは、東京スカイツリーだけではなく周辺も望めますが、高さがそれほどあるわけではないので、見下ろす感じではありません。



石組みは、熊本城などにある石組みほど立派ではありません。
 
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竹  林

天守台の右手にある小道を行くと竹林に遭遇します。
竹林と言っても大きな林ではなく、日本や中国の竹や篠類が13種植えられています。
それらは、天皇陛下のご意向で、昭和時代に献上され、皇居吹上御苑で増えた株を分け、移植したものです。


珍しい竹の中でも、キッコウチクは、幹の文様が独特で、訪れた人の目を引いています。


ラッキョウヤダケは、節と節の部分がらっきょうのように末広がりになっています。
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石  室
 
お城とは何となく異質な感じのする石室が竹林の先にありました。
江戸城埋蔵金の隠し場所の入口とか、抜け穴の入口と、諸説ありますが、はっきりしていません。
最も有力な説は、大奥用の調度などを納めたところという見方です。大奥の御納戸にも近いことから、非常時にここから必要なものを取り出せるようにしていたようです。


内部はそれほど広くなく、20平方メートルほどです。
伊豆半島産の安山岩である「伊豆石」で作られ、天井には石でできた長い石の板が張られています。
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バ ラ 園
 
石室の前に、小さなバラ園があります。
野生のバラを中心に数種が植えられています。
 青空に新緑が映える季節となりました。茶畑,二の丸池周辺では樹冠いっぱいに白い花をつけたヤマボウシが目立つようになってきました。野草の島ではホオノキを見上げると大きな葉の間から白い花を見ることができます。二の丸雑木林の林床ではギンラン,エビネに続き,アヤメ,フタリシズカが咲き始めました。
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松の大廊下跡
 
赤穂浪士の討ち入りで有名な松の廊下があった跡に石碑のみが建っていました。
浅野内匠頭が吉良上野介への刃傷事件が1701年、元禄14年にあった場所です。
松の廊下は江戸常駐では2番目に長い廊下で、畳敷きでした。廊下に沿う襖戸には、松と千鳥が描かれていたことから、松の廊下と言われるようになりました。


小さな石碑が、奥の方にあるために、あまり人の目には留まらないようで、多くの方がその前を素通りしていました。

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富 士 見 櫓

明暦の大火で天守閣が焼失した江戸城は、大阪城や名古屋城のような華々しい天守閣はありません。
江戸城らしき後は、堀の石垣や3つ残された櫓のみです。
富士見櫓は、本丸地区に現存する唯一の櫓でもあり、三層櫓であることから、大火の後は天守閣の代用として使われました。
この櫓から、将軍が両国の花火や品川の海を眺めたと言われています。


櫓は、堀側から見た方が立派に見えます。
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大手門と汐見坂



城の正面玄関口に当たる大手門ですが、現存された石垣は、大阪城などと比べると貧弱です。


本丸と二の丸の間にある壕です。
本丸からなだらかな汐見坂を下ると右手に見えてきます。
東京駅西側の丸の内や日比谷のビル群も顔を出します。


本丸と二の丸の間を結ぶ坂の一つです。
坂を下りきったところに、汐見坂の石碑が建っています。
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二の丸庭園

二の丸庭園は、本丸地域より一段低いところにあります。
小堀遠州の作と伝えられています。三代家光の命で改修されましたが、明治以降は荒廃していました。
九代将軍家重の時代に残された庭絵図面を基に、昭和43年に池泉回遊式庭園として復元されました。


汐見坂を下り、雑木林を通り過ぎると色鮮やかなツツジが目に飛び込んできます。
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二 の 丸 池

二の丸庭園の中心的な存在が、もともとは小堀遠州作と言われる二の丸池です。

 


遠州流の松の配置は、さすがです。


回遊式庭園の水は、この滝から引かれています。


石灯籠が、池のワンポイントとしていかされています。


石灯籠と松の絶妙な配置が何とも言えません。


滝上から池を望みました。

 
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二の丸庭園 藤棚

二の丸庭園のツツジ苑から二の丸池西半分を望むと藤棚が見えます。
4月末でしたので、藤は時期を過ぎてしまって、訪れるには遅いだろうと思いきや、今を盛りとして、ツツジの鮮やかさに負けず、落ち着いた雰囲気を醸し出してくれていました。


時機を失したかと思って訪れた藤棚でしたが、満開です。


藤色の良いですが、白色の藤はまた別な良さがあります。陰影がグラデーションのように映りました。


藤色と白色の共演
カメラの腕の悪さで、その良さが充分に伝わらず、申し訳ありません。

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二の丸池 菖蒲田とコーホネ

二の丸池、藤棚の北には菖蒲田があり、その下の池にはコーホネが顔を出していました。


菖蒲の花の時期には早く、花を待つために水も張ってありませんでした。


菖蒲田を左に見ながら、池を望みました。コーホネが黄色い花やつぼみを持ち上げていました。


コウホネは睡蓮化の花で、4月下旬から9月頃まで花を楽しませてくれます。長く直立した円柱形の花柄の先に黄色の花を一個、上向きに開きます。
根茎が白骨のように見えることから「河骨」と命名されたと言われています。

 
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諏 訪 の 茶 屋

諏訪の茶屋は、江戸時代は、現在御所のある吹上地区にありました。ご休所として使われていましたが、茶室風の建物として優雅な外観を持っているために、皇居東御苑の整備に当たり、この地に移築されました。


ツツジ苑から諏訪の茶屋を望む


諏訪の茶屋入口から


茶室風の日本建築の美を持っています。
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東御苑の植物
 
東御苑は、ツツジや藤、バラなどだけではなく、茶畑やその他、いろいろな植物を見ることができます。
二の丸池周辺では樹冠いっぱいに白い花をつけたヤマボウシが目立ちます。。野草の島ではホオノキを見上げると大きな葉の間から白い花を見ることができます。二の丸雑木林の林床ではギンラン、エビネに続き、アヤメ、フタリシズカが咲きます。(東御苑の公式サイトより)



シランは、複数の場所で見ることができます。


4月末とはいえ、もう紫陽花が華を開いていました。


あやめ科のイチハツが、みごとに優雅さを見せつけていました。


面白い名前なので、思わずシャッターを切ってしまいました。


何処でも見られるシャガですが、群生しているとみごとです。東御苑内には複数箇所で群生しています。
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東御苑の樹木

東御苑は、昭和天皇のご発意により、都市近郊で失われていく雑木林を復元しようと、昭和58年から3カ年を掛けて造成されました。そのために、広大な場所に多くの樹木が植えられています。
都道府県の木が植えられている場所は、興味深いです。



卯木が数本、今を盛りに咲き誇っていました。


ハクウンボク

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東御苑の鳥
 
通年にわたってみることができる野鳥として、公式サイトによりますと、下記がいるようです。

キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カワラヒワ、ムクドリ、オナガ

水辺には、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、カルガモなどがいます。

まもなく燕を飛来しますし、キビタキも見ることができるそうです。



ムクドリが枝をちょんちょんと渡っていました。


草むらをついばむのは、夫婦のムクドリなのでしょうか
経営コンサルタント・グロマコン 
 日本コンサルタントアカデミー
 (特)日本経営士協会

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