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椿山荘は、神田川(下)の畔にあります。
神田川は、かつては「江戸川」と呼ばれ
江戸の水運や水道を担っていました。
左の建物は、椿山荘のホテル
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つばき 唐錦
庭園には、サクラや椿、サツキなど
四季折々の花があります
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あしび(あせび)
白色が一般的ですが、ピンクが他所にもありました
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せせらぎ |
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水車をせせらぎの流れが回しています
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水車の畔には椿が咲いていました
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水車の下流には、落ちた椿が水面を飾っていました
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川面から目を上げますと
ヤブツバキの木が立っています
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十三重の石塔
ホテルの結婚式場で式を挙げた新婚さんが
橋の上で写真を撮っていました。
(一般の人は入れません)
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■ 十三重の石柱
戦国時代の武将で茶人でもあった、織田有楽((信長の弟)由縁のもとの伝えられる層塔(総高4m76cm)。
花崗岩製で、第一層に四方仏(阿弥陀・弥勒・釈迦・薬師)が彫刻されています。
また、数種の層塔が混合していますが、その一部は鎌倉期の様式を示しているも特徴です。
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せせらぎをまたぐ朱色の橋
手前には柑橘が大きな実を付けていました
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椿山荘のさくら |
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十三重の石柱の右手の八重紅しだれ桜
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ホテル本館の下にある幽翆池
庭園の西側に位置し、
野間邸の湧水を水源とした滝の下にある瓢箪型の池
汀には、苔むす石が並べられています。
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水面にサクラを移し、
石灯籠など、日本情緒を醸し出しています。
これが椿山荘ホテルの魅力のひとつで、
外国人の宿泊者が多い理由でもあります
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奥に三重塔の屋根が見えます
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ホテル本館前の桜
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アップにすると八重の花びらがびっしり
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下からホテル本館を見上げる
この建物の一階は、喫茶コーナー
以前はケーキバイキングのサービスがありましたが
最近はなくなってしまったようです
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椿山荘ホテルの新館を背景に幽翆池のさくら
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椿山荘新館とチャペル
手前は幽翆池
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三重塔下の坂から見る幽翆池
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本館横の、幽翆池へ注ぎ込む滝
裏側から滝を見ることができます
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椿山荘の三重塔 |
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■ 三重塔 圓通閣
庭園の頂上には、三重塔が立っています。
圓通閣(えんつうかく)は、平安時代前期に、小野篁(おののたかむら 802-852)によって、広島県の賀茂郡入野(現東広島市)の竹林寺に創建され、大正時代にこの地に移築・修復されました。その後、平清盛、藤田平太郎など、二回の改修が行われています。
三回目は、平成の大規模改修で2011年に完了しました。その折に、聖観世音菩薩が奉安されました。臨済宗相国寺派有馬頼底館長の猊下による落慶・入仏開眼法要が行われ、「圓通閣」と名乗るようになりました。
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「圓通」とは、圓通大士、つまり観世音菩薩の異称で、
圓通閣は、観音堂を意味しています。
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圓通大士(観世音菩薩)
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三重塔周辺 |
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三重塔前から新館方向を見る
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三重塔前から本館を望む
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■ 般若寺式石灯籠
般若寺式石灯籠は、江戸時代の茶人・造庭家の間で、「名物の燈籠」と呼ばれていました。
奈良市般若寺の燈籠が原型といわれています。
ところが、基礎の反花の美しさ、灯袋の彫刻の図様、中台の各狭間内の文様に原格性があります。
また、伸び伸びとして優れたものです。そのために、こちらの燈籠が原型で、般若寺のものは、その模索であるとされています。
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灯袋の彫刻の図様がすばらしい
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■ 丸形大水鉢
京都府東山区粟田口から蹴上を経て、山科に通じる日ノ岡峠にもともとはありました。木食上人(もくじきしょうにん)養阿正禅(ようあしょうぜん)が、そこを通る旅人のために作ったと伝わっています。
この水鉢は、牛車の轍が刻まれた敷石とともに保存されていますが、日ノ岡峠を越える人々が水鉢に溢れる清水で肌を冷やし、喉を潤した往時が偲ばれます。
ちなみに、木食上人とは、米、麦、粟、稗、豆の五穀を断ち、木の実などを食とする戒律を守り、仏の道を修める僧のことです。
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三重塔の脇に、水があふれ出る水鉢があります。
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もともとは、旅人の喉の潤いを癒やしたり、
峠を超える人の肌を冷やしたりするために
養阿正禅が作ったものと伝わっています。
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三重塔を回る |
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三重塔の側面
石灯籠と手前に大水鉢が見えます。
奥の建物は椿山荘本館です
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三重塔の九輪がかろうじて見えました
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三重塔の裏側
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三重塔を正面から見る
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