薬師寺　鐘楼

鐘楼 有名な寺院にしては、ちょっと貧弱な造りです 遠くに見えるのは、薬師寺のシンボルの一つ東塔 右手前が大講堂の翼 右が金堂の屋根

奥の白壁の建物は、東回廊

薬師寺　東塔

鐘楼越しに見る国宝・東塔（とうとう） 　六重に見えますが、実は三重の塔で、 各層に裳階（もこし）と言われる小さい屋根があります。 この大小の屋根の重なりが、 律動的な美しさをかもし出し「凍れる音楽」という愛称で親しまれています。 関連資料（秘）

東塔 　東塔は、薬師寺創建当初から唯一現存し、平城京最古の建造物です。 奈良時代(730) 創建で、平城京に残る最古の建物として、国宝に指定されています。 右は金堂

まもなく改修工事の終わる東塔 東塔はこれまでに何度も部分的な修理が行われてきましたが、 平成21年(2009)より史上初の全面解体修理に着手しています。 ＜令和2年度(2021)完了予定＞

東塔相輪上部の水煙は、 他の塔のものと比べて実にデザイン性に富んだものになっています。 笛を吹きながら踊る奏楽天人、花籠を捧げる天人、蓮のつぼみを捧げ持ちながら 降りてくる天人ととても躍動的です。

東塔 薬師寺創建当初から唯一現存し、平城京最古の建造物です。

東塔 東塔には屋根が６つありますが、内部は三層になっており三重塔です。 下から１，３，５5番目の小さな屋根は、裳階（もこし）と呼ばれる飾り屋根です。 各層に裳階がつけられた塔は薬師寺だけです。

中門外から見た東塔と金堂

薬師寺　西塔

西塔（さいとう） 東塔に比べ艶やか 　薬師寺は、日本で初めて東西に二つの塔を建立した 双塔式伽藍として有名で、 東塔と西塔が並び立つ姿は薬師寺の象徴です。 東塔との色彩のコントラストは現代の薬師寺を代表する風景といえます。 　昭和56年（1981）再建 　釈迦八相像のうちの果相四相(中村晋也 作） 関連資料（秘）

西塔 造りは東塔と同じ裳階の付いた六層の三重塔

西塔

西塔

西塔 西塔の内陣には、文化勲章受章者の中村晋也氏による 釈迦の一生を表現した八相像のうち果相の四相が祀られています。

西塔