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私が訪れた名所旧跡です。

ケイタイやスマホのカメラで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。
奈良県  奈良公園 依水園3 
公式サイト  

 依水園は、奈良の東大寺と興福寺の間に位置し、国指定の文化財に指定された名勝です。

 時代の異なる二つの庭園からなる依水園は奈良を代表する池泉回遊式庭園です。

 その面積は3400坪(約11,000㎡)にもなり、前園は江戸時代に奈良晒の御用商人であった清須美道清が作りました。

 後園は若草山、東大寺南大門、春日山や御蓋山を借景とし、明治時代に実業家 関藤次郎により作られました。

 このほか、園内には古代中国の青銅器や朝鮮の高麗・李朝の磁器、日本の茶道具などを所蔵、展示する寧楽(ねいらく)美術館があります。

アクセス

住所 〒630-8208奈良市水門町74 電話0742-25-0781
近鉄奈良駅より徒歩約15分(東大寺西隣)

開園時間 9:30~16:30(入園は16:00まで)
休園    火曜日(4,5,10,11月は無休),年末年始は休園です。
       ※ただし,火曜日が祝日の場合は開園,水曜日休園。




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見出し

 依水園 清秀庵


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■ 清秀庵

 裏千家にある重要文化財指定の茶室、「又隠(ゆういん)」の写しとして、裏千家十二世又妙斎の指導のもとで作られた茶室です。

 茶室を広く見せるために工夫された楊枝柱(ようじばしら)が特徴です。



事務棟と西園の間を通ると
事務棟に隣接して茶室「清秀庵」があります。



氷心亭前から清秀庵を見る



氷心亭から見た清秀庵

 依水園 挺秀軒


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■ 挺秀軒(ていしゅうけん)

 江戸延宝年間に清須美道清により建てられた煎茶の茶室を、明治に入って関藤次郎が裏千家茶席の待合にも使えるように緑を取り付けた建物です。

 円窓が特徴的な茶室です。




挺秀軒の門をくぐると
後園から流れ出ているせせらぎに懸かる石橋があります



挺秀軒から氷心亭に向かう手前にある石灯籠と手水



氷心亭前から挺秀軒方向の石橋



後園方向からアクセスした挺秀軒



挺秀軒



挺秀軒横のシャクナゲ
奥の建物は三秀亭

 依水園 氷心亭

■ 氷心亭(ひようしんてい)

 新薬師寺に使われていた天平古材を天丼板などに用いて、明治期に作られた書院造りの茶室です。

 当時は茶会と共に、詩歌の会が催されました。

 後園を観ながら抹茶を楽しめます。今では少なくなった極薄の口吹き硝子越しに観る後園は格別な趣を感じます。



挺秀軒から氷心亭を見る



挺秀軒から氷心亭を見る



清秀庵と氷心亭の間の坪庭



氷心亭



清秀庵と氷心亭の間にある奥の坪庭



清秀庵(右)と氷心亭(左)の間にある坪庭から
挺秀軒から氷心亭に向かう小径の石灯籠を見る



挺秀軒から氷心亭へ



氷心亭横から後園方向を見る

今では少なくなった極薄の口吹き硝子


窓ガラス1枚も当時のまま

 依水園には今では貴重な薄い窓ガラスが数多く残っています。溶けたガラスを吹きながら回して均一な厚みにした後に再び然して平らに伸ばす「口吹き製法」によるガラスです。

 この昔ながらの極薄ガラスは、花火の音でも震える薄さで、ガラス越しに観る日本庭園は揺らいでいるかのように見えます。

                        (公式サイトを基に作成)



氷心亭の飛び石



柳生堂前から氷心亭を見る



水車小屋前から見る氷心亭



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