大崎神社は、正式には「大崎八幡宮」といいます。
仙台観光の重要な足であるるーぷるバスのちょうど中間くらいに位置していますので、仙台駅からまっすぐ向かっても30分以上はかかります。青葉城址を訪れた後、るーぷるバスに乗りましたところ10分ほどで着きました。
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追加資料 |
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慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建されたという由緒ある神社で、行ってみて、その素晴らしさに驚きました。
御社殿は国宝、長床が国の重要文化財に、石鳥居が県の重要文化財に指定されています。
参道は、大きな杉並木で、荘厳な雰囲気を作っていました。参道左右には神社に付帯した建物と左手には馬場があります。正面の一段高い所に社殿があります。
御社殿(拝殿)は、権現造りで、外観は長押上に、鮮やかな胡粉極彩色の組物(斗きょう)が施されています。内部は素晴らしい彫刻や格子天井、下は総黒漆塗りと風格を感じます。
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大崎八幡宮 大鳥居・石鳥居 |
赤い、立派な鳥居が迎えてくれました
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赤い大鳥居をくぐりますと二基の石灯籠を置いた石鳥居が見えます
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県の重要文化財に指定されている石鳥居
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旧 四谷用水 |
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県重要文化財の石鳥居をくぐりますと太鼓橋があります。
その直下に旧四谷用水が流れていました。
昭和まで、その用水は生活用水や防災用として使われていました。
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四谷用水は、広瀬川上流の堰で取水され
市内縦横に張り巡らされた水路です。
農業用水としても重要でした。
水の都、杜の都には不可欠な施設といえます。
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太鼓橋と四谷用水跡
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大崎八幡宮 大石段 |
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大石段と呼ばれるだけあって見るからに大変そうな
98段の石段
急勾配で、手すりがないと怖いくらいです。
創建時からのものと言われています。
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手前がフラットな太鼓橋
奥が大石段
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三の鳥居
大石段を登り切ると平坦な先に赤く大きな鳥居が見えます。
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大きな杉並木の先に
大鳥居を超えると神社が見えてきました
左手は馬場です。 |
慶長12(1607)年、伊達政宗公によって創建されたという由緒ある神社で、行ってみて、その素晴らしさに驚きました。
長床が国の重要文化財に、石鳥居が県の重要文化財に指定されています。参道の静かなたたずまいを抜けると、荘厳な社殿が現れます。権現造りと言われる建築様式は、外観は長押上に鮮やかな胡粉極彩色の組物(斗きょう)や彫刻物を施し、下は総黒漆塗りと落ち着いた風格を現し、拝殿正面には大きな千鳥破風、向拝には軒唐破風を付け、屋根は柿葺と意匠が凝らされています。 |
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大崎八幡宮 長床 |
重要文化財 長床
三の鳥居の先に縦断ほどのなだらかな階段があります。
その先に白木の長床が見えます。
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長床
長床(ながどこ、ながとこ)は、寺社の本堂・本殿などの手前に立つ建物
板敷きの上に一段高い所に畳が敷かれています。
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手前が長床の扁額
奥は社殿の扁額
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長床の一段高い所には畳が敷かれているはずですが
板張りでした。
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長床
奉納された酒樽が積まれていました。
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大崎八幡宮 御社殿 |
御社殿
権現造りと言われる建築様式
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外観は長押上に鮮やかな胡粉極彩色の組物(斗きょう)や
彫刻物が施されています
下は総黒漆塗りと落ち着いた風格を持っていました
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拝殿正面には大きな千鳥破風
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胡粉極彩色の組物(斗きょう)
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御社殿内部
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高格子天井
その下の欄間の彫刻は見事に付きます
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大崎八幡宮 付帯建物 |
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神輿社
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六角形の神輿は江戸中期の作
鳳輦型(ほうれんがた)と呼ばれる漆塗りの神輿は珍しい
神輿本体は500kg、霊代(台のこと)を合わせて1トン以上
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神馬舎(しんめいしゃ)
大崎八幡宮の御神馬のための厩で大正期の建造
国の登録有形文化財指定
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神馬舎の内部
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大元社
大元帥明王が祀られている
邪鬼を懲らしめ福を招く神
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大元社前の桜が見頃をやや過ぎていました
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大元社前の石灯籠
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