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私のサイトへの訪問をありがとうございます。

へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいように思い、単なる思いつきで着手しました。

他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。

http://chinkokuji.or.jp/

 鎮国寺(ちんこくじ)は、福岡県宗像市吉田966にあります、真言宗御室派の総本山、京都の仁和寺の別格本山で、山号は屏風山といいます。

 ご本尊は大日如来、九州西国霊場第三十一番札所、九州八十八か所霊場第八十八結願所番、九州三十六不動霊場第三十四番札所、九州三十三観音(ぼけ封じ)霊場第一番札所です。
 弘法大師(空海)と縁の深いお寺です。

 大師が、第16次遣唐使船で入唐する時に、強い暴風雨に遭遇しました。この時に、海の守護神である宗像大神をはじめ諸仏菩薩に祈誓を込めましたところ、荒れ狂う風波は瞬く間に静まり、無事に唐に着くことができたのです。

 806年に帰国して、まず宗像大社に礼参しました。

 奥の院岩窟に於いて修法を始めますと「この地こそは鎮護国家の根本道場たるべき霊地」というお告げがあり、一棟の建物を立て「屏風山鎮国寺」と号しました。

 入唐前の祈誓の折に、波間に不動明王が現れたことから、現在護摩堂に不動明王立像が安置されています。

 また、宗像三柱の御本地仏として、大日如来、釈迦如来、薬師如来の三尊を刻み、本尊と定められました。(鎮国寺公式サイト及び【Wikipedia】を参照して作成)

 
  鎮国寺は、宗像大社を訪れた折に、ついでにお寄りしたのですが、「ついで」とは失礼な、立派なお寺さんです。

 宗像大社(辺津宮)から400mのところにあります、つつじの名所です。その季節にはスケジュールを組んで訪問することをお勧めします。私が参拝したのは6月でしたので、つつじはわずかに残っている程度でした。しかし、アジサイは真っ盛りという季節でした。そこへは徒歩で移動しましたが、麦秋も良かったです。




麦秋

秋の稲の刈り取り前に劣らぬ麦穂が風にそよいでいました。
手前が宗像大社で、右手の小高いところに鎮国寺があります。
車の場合には、宗像大社鳥居の先、県道69号を右折して、吉田橋の手前を右に入ります。



100m程のところ、右手に鎮国寺参道の石塔があります。
 


 
入口から庫裏


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駐車場から入ると、門の代わりに阿形と吽形像が迎えてくれました。
山門は、右手にあります。


庫裏


新書院


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護摩堂



護摩堂は、右手に見える本堂と新書院の間に挟まれています。
本堂より大きく、始めはこちらが本堂かと思いました。


護摩堂正面

左が新書院


護摩堂会談右にフクロウや変えるの石像がありました。

本 堂



本堂(五佛堂)

 五仏堂、または本地堂ともいわれる所以は、宗像三神の本地仏ほか織幡(おりはた)明神、許斐(このみ)権現の本地仏を合祀するところから呼称されるようになったものです。

 五仏とは、正面左から、阿弥陀如来、薬師如来、大日如来、釈迦如来、如意輪観音菩薩です。

 中央に座す、ご本尊の大日如来は、宗像大社沖津宮の御祭神・田心姫神(たごりひめのかみ)の本地仏です。伝弘法大師作と伝わっています。

  五仏 ←クリックl


本堂、右手に池


本堂前のあじさいが彩りを加えていました。


ガクアジサイ

紫陽花 hydrangea は、ユキノシタ科アジサイ属 に属します。(【Wikipedia】)
ガクアイジサイは、日本原産で、それがヨーロッパで品種改良されて逆輸入された紫陽花を私たちはよく見ます。


土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わることはよく知られています。
酸性土壌に育つと青、アルカリ性ならば赤色の花が咲きます。

大師堂



大師堂

山門から入ると正面奥にあります。


大師堂

 大師堂は、「太子堂」と良く混同されます。後者の太子堂は、聖徳太子を祀る仏堂のことです。

 大師堂は、真言宗の開祖・空海(弘法大師)を祀る堂が真言宗系寺院に多く存在します。真言宗以外の寺院では円珍(智証大師)、良源(慈恵大師、元三大師)を祀る堂を「大師堂」と呼ぶことがあるようです。


太子堂裏と池


大師堂右に重なるのが本堂(五仏堂)


太子堂正面


本堂前から右大師堂、正面が池

奥の院



奥の院へは、長い階段を上ってゆきます。


奥の院への途中にある梵字岩


階段脇に7~8cmほどもある大きなかにを見つけました。
私の姿がわかるのか、ゆっくりと隠れ場を探し、躰を縮めました。


奥の院門


奥の院


奥の院横の多宝塔と石仏

池と庭



本堂と大師堂の間に池があります。
三体の石像は、言わず・見ざる・聞かざるの三猿


本堂裏手から大師堂を臨む


言わず・見ざる・聞かざるの三猿


行け互しに右本堂、左大師堂を臨む


太子堂裏、池の畔の石仏群


反対側から池と橋


大師堂裏の池畔


不動滝

ぼけ封じ観音・ツツジ苑・山門



ボケ封じ観音


ボケ封じ観音


ツツジ苑


山門

宗像大社側から長い階段が見えます。その途中に山門があります。

山門奥に、ツツジ苑があります。


山門

鎮国寺は小高いところにあることから、来るまで訪れる人が多いようです。そのために長い階段を上る山門は、裏門のようにしずかです。

 鎮国寺概要
 入口から庫裏
 護摩堂
 本堂 
 大師堂
 奥の院 
 池と庭 
 ボケ封じ観音・ツツジ苑・山門 
 宗像大社 
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