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私が訪れた名所旧跡です。

コンパクトカメラやスマホで撮影したものもありますので画質があまりよくありません。
私の限られた感性での写真ですので、たいした作品でもありません。
自分自身の作品を、自分のために整理したものです。

京都  将軍塚青龍殿 
 公式サイト パンフレット1  関連記事(秘) 
 【 注 】 「(秘)」は個人用資料  

 京都の夜景スポットのひとつが「将軍塚青龍殿」で、青蓮院の裏山にあり、大展望台からは京都全市街を一望できます。

■ 青龍殿

 青蓮院が「青龍殿(せいりゅうでん)」としてこの地に移築再建し、平成26年10月に完成いたしました。

 青龍殿は、大正2(1915)年に、大正天皇の即位を記念して、「大日本武徳会京都支部武徳殿」として京都北野天満宮前に建立された木造大建造物です。

 青龍殿は、奈良大仏殿のおよそ横幅半分の木造大建築物で、国宝青不動をお祀りしています。国宝青不動を奥殿に安置し、精密な複製画を建物内でお詣りできます。

■ 将軍塚・大舞台

 青龍殿には、清水寺の舞台の4.6倍の広さ(延面積:1046㎡)の木造大舞台があり、眼下に京都市内が一望でき、西展望台からは京都市内のみならず、大阪のビルまで遠望できます。

 ここには、平安遷都の折、桓武天皇が築かせた由緒ある将軍塚が現存し、見学できます。

 将軍塚横の庭園には、紅葉、桜など美しい樹木をはじめ、枯山水庭園、大隈重信、東郷元帥、黒木大将らのお手植え松と顕彰碑など、歴史を偲ぶに相応しい場所ともなっております。

〔青龍殿建物概要〕 木造平屋建瓦葺1棟 外陣:延面積 約537㎡ 高さ14.5m 東西長さ 約26m  南北長さ 約20m内陣:延面積 約138㎡ 新築 東西長さ 約12.8m 南北長さ 約11.4m


■ アクセス

 〒607-8456 京都府京都市山科区厨子奥花鳥町28

 将軍塚青龍殿へは、車かタクシーが便利です。京阪三畳バスターミナルからバスも出ていますが、本数が少ないのと、夕方の早い時間にサービスがなくなります。健脚な人は、東山トレイルコースという山道が、青蓮院本院からあり、30分~40分の歩行で行くことができます。

所要時間 (道路の交通状況等により異なります)
 京都駅より、タクシー20分
 東西線蹴上駅より、タクシー5分
 青蓮院門跡より、東山トレイルで徒歩30分 (山道)

バスでのアクセス

循環バス・ピストンバス(青龍殿⇔三条京阪)
 料金:大人230円 小人120円均一
 運行日:京阪バスが、年間土・日・祭日、11月は毎日運行、および4月、5月の連休運行
 運行時間: 午前9時台から午後4時台まで、1時間に一本程度、15~20分乗車


 高山彦九郎像


↑ 拡大

  将軍塚青龍殿へ行くには、車かタクシーでないと不便です。

 公共機関を利用するには、京阪三条バスターミナルからバスで行くことができます。本数が少ないのと、夕方の早い時間にサービスがなくなりますので注意が必要です。

 そのバスターミナルに高山彦九郎の像があります。



高山彦九郎皇居望拝之像


 高山彦九郎(たかやま ひこくろう)は、延享4年5月8日(1747年6月15日)生まれ、寛政5年6月28日(1793年8月4日)没の、江戸時代後期の尊皇思想家です。


群馬から上洛した折には、この銅像のように
京都御所に向かって拝礼したと言われています。

 青龍殿へ


青龍殿山門



青龍殿前の建物
ここで青龍殿への参拝料を納めます



建物の奥に青龍殿や大舞台があります



青龍殿が見えてきました



青龍殿の前まで行くと、その大きさに圧倒されます。

奈良大仏殿のおよそ横幅半分の木造大建築物といわれれば納得できます。
国宝青不動が祀られています。



青龍殿扁額



青龍殿正面の石灯籠

 青龍殿内部


玄関を入ると左手に金屏風があります

光明遍照 こうみょうへんじょう

  阿弥陀仏の救いの光があまねく全世界に及んでいるということ(kotobank)

十方世界 じっぽうせかい

 十方はすべての方向を指します。十方世界は、「全ての世界」という意味です。

念仏衆生 ねんぶつしゅじょう

 念仏を唱える、それにより救われる

摂取不捨 せっしゅふしゃ

 阿弥陀仏が、念仏の行者を光明(こうみょう)のなかにおさめ救いとって決して捨てないこと(Wiki-Arc)

 このことから「阿弥陀仏の光が広く世の中を照らし、念仏を唱える人々を救ってくれ、けっして見捨てることはない」という意味になると考えます。



奈良東大寺大仏殿の半分の大きさといいますが、
中に何も置かれていないので広く感じます。



天井までも高く、その大きさは
建物の中に入ってさらに実感します。



青龍殿内陣

 青龍殿大舞台


大舞台から見た青龍殿裏


 青龍殿裏には、清水寺の舞台の4.6倍の広さ(延面積:1046㎡)の木造大舞台があります。

 眼下に京都市内が一望でき、西展望台からは京都市内のみならず、大阪のビルまで遠望できます。

  大舞台
  http://www.shogunzuka.com/obutai.html



大舞台の建物



清水寺の舞台の4.6倍の広さ(延面積:1046㎡)の木造大舞台



大舞台から北の方角を見る



大舞台から北西方向を見る
街中に緑の多いところは黒谷付近



大舞台にし、御所方向を見る



大舞台南西 京都中心街

 青龍殿大舞台から見る寺


哲学の道方向を見ると南禅寺山門が見えます



南禅寺山門



南禅寺山門を上から見ることは
ここを除くとなかなかできません

高価なカメラではないのですが、
ズームアップするとこんなに大きく見えるのですね。



比叡山

ズームアップすると比叡山もクッキリ



金戒光明寺

黒谷もこんなに近くに見えます



黒谷の真正極楽寺(真如堂)の三重塔



京都御所

 青龍殿 庭園・展望台


大舞台から庭園への入口


青龍殿庭園

 将軍塚横の庭園には、紅葉、桜など美しい樹木をはじめ、枯山水庭園、大隈重信、東郷元帥、黒木大将らのお手植え松と顕彰碑など、歴史を偲ぶに相応しい場所ともなっております。



大舞台より一段低いところに庭園があります。



紅葉がまだ残っていました



自然が作るグラデーション

庭園からみる青龍殿と将軍塚


将軍塚台座

平安遷都の折、桓武天皇が築かせた由緒ある将軍塚
高さ2.5mの将軍の像を土で作り
甲冑を着けて埋められています。

国家に大事があると、この塚が鳴動すると
源平盛衰記や太平記に記述されています。



将軍塚越しに見る青龍殿



紅葉に包まれる青龍殿



西展望台階段途中から見る青龍殿



西展望台から見る左下の将軍塚と中央青龍殿が西日に染まる



西展望台から見る京都中心街
条件が良いと大阪の法まで見えるそうです



手間の竹林がすばらしい




青龍殿 庭園


西展望台の真下に庭園が広がります



庭園の木戸口



白砂と苔の緑
小さな石灯籠が、丸みを帯びて可愛く見えました



水の流れが風情を加えます



数条の筋に名がえる水音



飛び石の周囲を瓦で造形したのがおもしろい



竹垣は日本人をホッとさせます



さつきの時期も良さそうです



黄葉も良いですね



出口近くのあづまや
奥は将軍塚



あづまやから見る将軍塚と手前のせせらぎ



あづまやに腰を下ろすと一幅の絵画



石組みとせせらぎ



↑ 拡大



後継ぎの松


早稲田大学創立者の大隈重信が植樹した松を
代を重ねている記念碑

青龍殿 石庭と燈籠



庭園には、いろいろな形をした燈籠があります。

水鉢近くの燈籠



火口が二つあるのが面白い



燈籠のある石
燈籠の後の石は、仙人がいるように見えませんか?



苔を彩る黄葉



木道が変化をつけています



石灯籠と石像



みどりに白砂は、印象が濃いですね



わかりやすい石庭



それほど大きな石庭ではないですが
存在感があります


 
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京都  青蓮院門跡 

将軍塚青龍殿は、青蓮院門跡がこの地に移設しました。

 公式サイト パンフレット 関連記事(秘) 
 【 注 】 「(秘)」は個人用資料  

 青蓮院門跡
 (しょうれんいんもんぜき)

 日本天台宗の祖であります最澄(伝教大師)が、比叡山延暦寺を開く時に、山頂に僧侶の住坊を幾つも作りました。「青蓮坊」がその一つで、青蓮院の起源であるといわれています。

 伝教大師、円仁(えんにん、慈覚大師)、安恵(あんね)、相応等、延暦寺の法燈を継いだ著名な僧侶の住居となりました。

 平安時代末期に、青蓮坊の第十二代行玄大僧正(藤原師実の子)の時に、鳥羽法皇の御所に準じて京都に殿舎を造営し、青蓮院と改称しました。これが”門跡寺院”としての青蓮院の始まりです。

 江戸時代1788年に、大火によって御所が炎上しました時に、後桜町上皇は青蓮院を仮御所として、そこに避難されました。庭内にあります好文亭は、その際には御学問所として御使用されたものです。

 また、青蓮院は粟田御所と呼ばれており、「青蓮院旧仮御所」として国の史跡にも指定されています。

 門跡寺院ですので、明治に至るまで、門主は殆ど皇族または五摂家の子弟に限られていました。 < 青蓮院門跡公式サイトより作成 >


 以前訪れたときには、国宝青不動はここにありましたが、今は、将軍塚青龍殿に移されました。小川治兵衛の策定による庭はすばらしく、円山公園や知恩院を参詣した足で、是非訪れて欲しいお寺さんのひとつです。


■ アクセス

 知恩院の北隣に位置し、大きな楠があるのが特徴。

 京都市営バス5・46・100系統 「神宮道」下車 徒歩3分
 地下鉄東西線 「東山駅」下車 徒歩5分
 円山公園から徒歩10分 知恩院北隣

 9:00~17:00(16:30受付終了)  大人500
 075-561-2345




青蓮院の写真集


 
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