大覚寺 宸 殿 |
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江戸時代に、後水尾天皇より下賜された寝殿造りの重要文化財。
天皇に入内した徳川二代将軍秀忠の娘、東福門院和子が、女御御殿の宸殿として使用していたものです。
妻飾り、破風板、天井などに装飾がこらされ、廊下や広禄はすべてうぐいす張りです。
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宸殿前の庭
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宸殿横で彩りを添える南天
苔の緑のグラデーションが素晴らしい
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宸殿の端正な壁
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宸殿前の左近の橘
奥の門は勅使門
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宸殿前の右近の桜ではなく梅
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妻飾り、破風板、天井などに装飾がこらされ、
廊下や広禄はすべてうぐいす張りです。
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漆と金鍍金がふんだんに使われています。
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宸殿の蔀戸の留め金具
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宸殿前から見た勅使門(ちょくしもん)
晨永年聞{1848~54}に再建されました。
門は四脚門とし、屋根は切妻造り、
正面および背面に軒唐破風を付け、
全体は素木創りですが
唐破風の部分のみですが漆塗りとなっていて、
金鍍金の飾り装飾が施されています。
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正面から見た勅使門
皇族などの専用門
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勅使門
門の前の紅葉が寂しそうに立っていました
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大覚寺 宸殿内部 |
狩野派の絵師による襖絵
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欄間が細かい格子ででき
天井も繰り上げ格子天井となっていて
格の高さを示しています
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宸殿の裏側の部屋にある襖絵
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宸殿の裏側の部屋
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宸殿の裏側の部屋
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宸殿裏側の部屋
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大覚寺 宸殿からの眺め |
宸殿から五大堂(本堂)の望む
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かつては五大堂(本堂)と神殿の間に塔か何かがあったのでしょうか。
その礎石台のみが残っています
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村雨の廊下
宸殿から御影堂への渡り廊下
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宸殿から御影堂を見る
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宸殿から御影堂を見る
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村雨の廊下
奥は御影堂
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諸堂を結ぶ回廊を「村雨の廊下」と呼んでいます。
縦の柱を雨と見立て、直角に折れ曲がっている回廊を稲光にたとえています。天井は、刀や槍を振り上げられないように低く造られ、床は鶯張りになっています。
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御影堂横の松を宸殿側から見る
建物は御影堂
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大覚寺 御影堂 |
大正14年、大正天皇即位に際し建てられた饗宴殿を、式後に移築した建物です。
心経殿の前に位置することから「心経前殿(しんきょうぜんでん)」とも呼ばれています。
内陣正面は、心経殿を拝するため開けてあります。
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宸殿側からみる
左が御影堂、右が安井堂
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御影堂内陣
参拝者のために開放されています
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内陣左右に嵯峨天皇と秘鍵大師(弘法大師)、
後字多法皇、恒寂入道親王など、
大覚寺の歴史に大きな関わり合いを持った人の
尊像が安置されています。
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御影堂内陣 雲照律師像
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雲照律師
真言宗の僧。仁和寺三十三世。大僧正。出雲生。姓は渡辺、字は大雄。高野山に学ぶ。明治維新に伴う廃仏毀釈に際して仏教復興に奔走、また慈雲尊者が提唱した十善戒の戒律運動の普及につとめた。明治時代を通じて仏教界第一の傑僧と称せられる。明治42年(1909)寂、83才。(kotobank)
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御影堂内部
左は、嵯峨天皇
右は、秘鍵大師(弘法大師)
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御影堂の蔀戸も宸殿に負けず素晴らしい
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御影堂 裏側
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霊明殿から御影堂を臨む
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大覚寺 御影堂からの景色 |
御影堂前の燈籠
左が安井堂、中央建物が五大堂(本堂)
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宸殿側から見る燈籠
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御影堂前の燈籠
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大覚寺 安井堂(御霊殿) |
安井堂内部
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京都東山にあづた安井門跡蓮華光院の御影堂を、明治4年(1871)に移築しました。安井堂は御霊殿とも呼ばれます。
堂内部は、内陣の格天耳鏡板に花鳥などが猫かれています。その奥を内々陣といいますが、折上の鏡天井に壮麗な雲龍が描かれています
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御影堂から雲龍図のある安井堂を見る
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安井堂内部
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内陣の格天耳鏡板に花鳥などが猫かれています
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安井堂内陣
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大覚寺 五大堂(本堂) |
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江戸時代中期(天明年間)に創建され、現在は大覚寺の本堂となっています。
不動明王を中心とする五大明王が安置されていることから、このように呼ばれています。
大沢池のほとりにあり、正面5間、側面5間の広さで、正面には、吹き抜けの広縁があります。
大沢池に面する東面には、テラス状に、池に張り出す広いぬれ縁(観月台)があります。そこからは大沢池を見渡せます。
正面中央は双折桟唐戸、両脇各2間は蔀戸となっています。
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宸殿から五大堂(本堂)の望む
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御影堂前前から見る五大堂(本堂)
左が安井堂
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正面には、5間の吹き抜けの広縁があります。
五大堂東側からは大沢池を見ることができます
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五大堂(本堂)
正面中央は双折桟唐戸、両脇各2間は蔀戸
写経場にもなっている
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五大堂濡れ舞台から、大沢池北側方向
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五大堂吹き濡れ舞台から見る五社明神
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五大堂から基壇越しに宸殿を望む
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五大堂(本堂)と宸殿
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五大堂から勅使門を見る
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大沢池の方向に伸びる五大堂濡れ縁から鐘楼方向を見る
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