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佐助稲荷神社は、神奈川県鎌倉市佐助にある神社です。
勧進年月は解りませんが、神社の縁起によりますと、源頼朝が、平治の乱後に伊豆に配流された時にみた夢に由来して勧進されたとあります。
頼朝の夢枕に稲荷の神霊が老翁の姿で現れて、平家討伐の時節到来を告げたそうです。頼朝に挙兵をうながすことと考え、その戦勝祈願として佐助稲荷神社を建立したと記述されています。
頼朝は「前右兵衛権佐」という官位だったため、「佐様(すけさま)」と呼ばれていました。その佐様(頼朝のこと)を助けたために「佐助」と名付けられたというのです。
今日では「出世稲荷」として、関東一円に知られるようになりました。
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佐助稲荷神社の本殿は、山の中腹にあるために
下社を建立して、民がお詣りしやすくしました。
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縁結び十一面観世音菩薩
江戸時代に、足柄郡の尼寺に
良縁に薄く、諦めて仏門に帰依した「赤松幸運」という
美しい姫君が
この世の若い男女に良縁があることを祈念して
彫ったのが、この観音様です。
その後、そちらから
この地に移されました。
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佐助神社 上社への道 |
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本殿のある上社へは、下社の右手に向かってゆきます。
数十メートルのところに、この石碑が建っています。
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さらに進みますと、勧進された赤色の鳥居が並んでいます。
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はじめは平坦だったのが、次第に石段となり、
それがさらに急な上りとなります。
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途中に、可愛い稲荷が数対
来訪者を癒やしてくれます。
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佐助神社 拝殿 |
鳥居のトンネルを抜けると
さらに急な石段となりました。
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石段を登るとお狐様が向かえてくれました。
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佐助神社拝殿
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拝殿を右横から見る
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拝殿前には、小さな狐のお供え物が並んでいました。
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佐助神社 霊狐泉 |
拝殿の右手奥に霊狐泉がありました
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拝殿横 溶岩でしょうか
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お供えの狐が沢山いました。
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溶岩上の頂上付近のお狐様
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佐助神社 本殿 |
拝殿裏奥にある本殿
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沢山の狐のお供え物
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