■ 旧華頂宮邸(きゅうかちょうのみやてい)
浄妙寺のバス停から、浄妙寺とは逆の、鎌倉市内を背にして右(南)に数分歩きますと竹で有名な報国寺があります。
その緑深き谷戸の中に、古典的なハーフティンバースタイルと呼ばれる、西洋の民家調の趣ある洋風建築があります。
昭和4(1929)年に華頂博信侯爵邸として建てられた建物です。鎌倉文学館と共に戦前の洋風建築として最大規模です。
古典的な趣を持ち、室内にはマントルピースなどがあります。フランス式のベランダからはフランス式庭園を望めます。手入れが行き届き、四季折々の花々が咲くそうです。
現在は鎌倉市の景観重要建築物で、国の登録有形文化財(建造物)に指定され、「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。
月・火曜日が休園ですので、訪問日には注意が必要です。また、内部公開は、日にちが限定されています。
|
旧華頂宮邸への道すがら |
五大堂明王院から報国寺への道すがら
昼食を摂った手打ちそば店「清海波」
|
門をくぐると部屋の前にベランダがありました
|
十数卓ある静かなお店でした
手打ちそばは、そば粉の割合が高いのか
短めで食べやすかったです
|
↑ 拡大 |
旧華頂宮邸 |
↑ 拡大 |
◆ |
建設年:昭和4年 |
◆ |
構造:木造3階建て、洋小屋組 |
◆ |
敷地面積:約4500平方メートル |
◆ |
建物述べ床面積:577.79平方メートル |
◆ |
屋根:銅板葺き |
◆ |
外壁:木骨モルタル塗り |
|
古典的なハーフティンバースタイルと呼ばれる
古典的な民家調の洋風建築です
|
鎌倉市の景観重要建築物で、
国の登録有形文化財(建造物)に指定され、
「日本の歴史公園100選」にも選ばれています。
|
建物の横に邸維持のための寄付金箱がありました
|
門を入って左手に、趣のある石灯籠がありました
|
玄関右手
|
|
旧華頂宮邸 庭園側と室内 |
建物の左手から庭園に出られます
日本庭園的なせせらぎと石橋
入園料は無料ですが、維持管理費のための
寄付箱があります
|
フランス式庭園を望めるベランダ
ここの椅子で一休みしました
|
ライオンの口から水が流れ落ちていると
趣が一層高まるのですが
|
邸内には、月に2日程度の開放日以外には
入れません。
|
窓から失礼して中を撮影しました
|
アンティークなテーブルと椅子で半分隠れていますが
マントルピースが素晴らしいです。
|
旧華頂宮邸 フランス式庭園 |
3月初旬のため正面のバラはまだ咲いていませんでした。
庭師さんが芝の手入れをしていました。
|
|
庭園側からの建物全景
|
桜が咲いていると一層趣が高まります。
|
旧華頂宮邸 住居 |
フランス式庭園を挟み古典的な日本式の門が、
邸建物に面して立っています。
|
|
↑ 拡大 |