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私のサイトへの訪問をありがとうございます。

へたの横好きで撮った写真をここにまとめておくことにより、必要なときに見やすいようにと考え、単なる思いつきで着手しました。

他人様に見ていただくというより、自分の作品を整理するためのページです。

神奈川県 鎌倉 1−4 2016.07
 

カシャリ!一人旅 鎌倉
 

 鎌倉は、神奈川県の南部、三浦半島の湘南海岸側(西側)の付け根あたりに位置しています。周囲を山と相模湾で囲まれた天然の要害の地で、源頼朝を旗頭として、北条時政、北条義時らによって鎌倉幕府が置かれました。

 近代に入ってから“鎌倉文士”と呼ばれる作家や芸術家などの文化人が住むようになり、一層着目され、ドラマや小説などの舞台にもなっています。鎌倉文学館などは、それを象徴する一つです。文学青年ではありませんが、私も、若い頃は鎌倉に住んでみたいと思ったほどです。

 人口は、18万人に届かんとする、神奈川県でも五指に入るくらいの大きさの中核都市です。

     鎌倉市公式サイト  http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/
  せっかく鎌倉に何度か来ていながら、鎌倉五山巡りを意識していませんでした。今回は、前回、五山のうち、3寺をお詣りしていますので、今回は、残りの2寺を含めて、まわるコースです。

 東京から1時間あまりで鎌倉に着きました。ロッカーに荷物を預けて、30℃を超えるような暑さの中をスタートしました。風があるので、思いの外暑さの厳しさを紛らわせてくれました。

 一泊二日の予定ですので、時間的にはゆとりを持ちながらのスケジュールです。二日間の主な日程は下記の通りです。

鎌倉2016 初日コース

 
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鎌倉 補陀洛寺・長勝寺

鎌倉 補陀洛寺 

 補陀洛寺は、真言宗大覚寺派のお寺で、開山は、文覚、開基は、1181年(養和元年)、源頼朝で、祈願所として建立されました。しばしば竜巻に襲われたこともあり、「竜巻寺」という別名があるほどです。

 ここには、平家滅亡の折、総大将平宗盛が持っていたとされる「平家の赤旗」が保管されていますし、そこには平清盛が書いたという「九万八千軍神」の文字があります。


「補陀洛」という言葉に誘われて、
光明寺、千手院を参拝した後、
解りづらい場所でしたが
地図と勘を頼りに探し当てました。



源頼朝が、祈願所として建立したことを印す石碑



頼朝の石碑を左に見る門前



寺庭には大きなサルスベリの樹がありました。



本堂左の庫裏前には
立派な石と石碑がありました。


庫裏前

 
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鎌倉 長勝寺

 光明寺を出て、千手院、補陀洛寺と参拝した後、まだ日も高く、時間もあることなので「苔寺」という名前に誘われて、妙法寺に行くことにしました。その途中に立派なお寺さんを偶然見つけました。塀に作られた通用門のような小さな入口から入りますと、立派なお堂がデンと構えていました。長勝寺というお寺さんで、日蓮像を中心に四天王が前庭に立っていました。
 
長勝寺 概要


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 石井山(せきせいざん)長勝寺は、日蓮宗の寺院で、ご本尊は大曼荼羅です。現在京都市山科区にある大本山本圀寺(六条門流)の旧末寺です。

 このお寺さんは、1253年(建長5年)に、日蓮に帰依した石井長勝が自邸に法華堂を立て日蓮に寄進しました。本圀寺が、1345年(貞和元年)に、洛中に移ってから荒廃していたのを、日際が再興し、今日の長勝寺があります。江戸幕府から朱印状を与えられていたほどの由緒ある寺院です。


長勝寺はサクラの名所として知られているそうです。
上記の写真は、案内板を撮影したものですが、
日蓮上人像を覆うように咲くサクラが咲くようです。

長勝寺 山門


山門

私は、偶然このお寺さんを見つけ、
塀にある通用口から入りましたので、
帰りがけに、立派な山門を見つけました。
長勝寺 本堂と前庭


本堂

ご本尊は、仏像ではなく、曼荼羅です。
本堂前の広場には、仏像の代わりに銅製の像が立っていました。



日蓮聖人像

高さ8メートルもある巨大な「日蓮聖人像」です。
作者は、上野公園の西郷隆盛像で有名な高村光雲



通常、ご本尊の四方を取り囲むのは「四天王像」です。
ここでは、四天王が、日蓮像を取り囲んでいます。
右半分の2体
東勝神洲を守護する持国天と南瞻部洲を守護する増長天



本堂を背にして、4体の守護神「四天王」が安置されています。
左半分の二体です。
西牛貨洲を守護する広目天と北倶廬洲を守護する多聞天
ご存知のように、多聞天は、毘沙門天とも呼ばれています。
前者が、原語の意訳、後者が、音訳です。

長勝寺 法華三昧


法華堂の扁額

山門から入りますと直ぐ左手ですが、
私は、前庭の日蓮像・四天王像を見てからでしたので、
境内の南側の石段を上がりました。




鐘楼と八角堂

階段を登り切りますと鐘楼があり、
その隣(写真手前)に法華三昧堂があります。



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法華三昧堂

現在の建物は、室町時代の中期から末期ごろに
建立されたと伝えられています。
鎌倉時代特有の五間堂という建築様式です。
この様式の建築物では関東最古といわれ、
神奈川県の指定重要文化財です。
(【Wikipedia】を基に作成)

長勝寺 水行


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毎年2月11日の建国記念日に、修行僧による荒行が行われます。寺に籠もり、百日間、お粥をすすり、水ごもりするという荒行です。心霊を捧げてきた日蓮宗の修行僧たちが、揃って寒水を浴び、世界平和と諸人の開運を祈祷します。

久遠堂

水行場(写真後方)の本堂側にあります。
左に見えるのが本堂の屋根
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鎌倉2016 2日目コース



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