塩屋埼灯台(しおやさきとうだい)は、明治32年に設けられました。福島県いわき市平薄磯に建つ大型灯台で、一般公開をされています。ただし、2013年3月現在では、東日本大震災の被災により公開はされていません。
塩屋崎は、美空ひばりの乱れ髪で、一層その名を高めました。駐車場脇には、その碑もあり、音楽が流れています。(人が近づくと、近くの土産物店の人がスイッチを入れます)
沖合40キロメートルまで、100万カンデラの光源で照らし、海上の安全を守り続けています。
白亜の美しい外観は、すっくと立つ白衣観音のようにも見えます。もちろん「日本の灯台50選」にも選ばれています。
豊間海岸の北に位置することから、地元では「豊間の灯台」と呼ばれ、親しまれています。太平洋を望むこの池周辺は、磐城海岸県立自然公園に指定されています。海水浴の適地に恵まれ、マリンスポーツファンにも人気があるのですが、上述のように周辺はまだ東日本大震災の傷跡が大きく残っていました。早く復興されることを祈念しています。
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